16. 四季折々の絶景が楽しめる、約2万平米の広大な日本庭園「相楽園」

神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

神戸市営地下鉄西神山手線「県庁前駅」より徒歩約5分のところにある庭園、「相楽園(そうらくえん)」。元神戸市長・小寺謙吉氏の先代である先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から着手され、明治末期に完成したものだそう。昭和16年以降神戸市所有のものとなり一般公開され、平成18年には名勝地として、国の登録記念物にも認められました。

およそ2万平米の広大な園内では、飛び石や石橋を渡って、深山幽谷の風景を眺めることができます。巨大なソテツが群生する「蘇鉄園」や、樹齢500年を超えると伝えられている大クスノキは迫力満点。また、春には色鮮やかなツツジの花、秋には真っ赤に染まるモミジなど、季節によって異なる絶景を楽しめますよ。

スポット詳細

名称:相楽園
住所:兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1
アクセス:神戸市営地下鉄西神山手線「県庁前駅」より徒歩約5分
営業時間:9:00〜17:00(最終入園16:30)
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
    ※“つつじ遊山期間(毎年4月下旬~5月初旬)”
     “菊花展期間(10月20日~11月23日)”は無休。
料金:大人(15歳以上)300円、小人(小・中学生)150円

17. 大正〜昭和の近代建築が今も残る、クラシカルなエリア「神戸旧居留地」

神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

神戸港が開港した当時、外国文化の玄関口として栄えた「神戸旧居留地」。大正初期から昭和初期の近代建築が林立するこのエリアには、今もなお異国情緒あふれる街並みが広がっています。

エリア内には「神戸市立美術館」や「神戸らんぷミュージアム」、「KOBEとんぼ玉ミュージアム」や「神戸パールミュージアム」などの博物館・美術館のほかに、ファッション・スポーツ・アウトドア・インテリア・雑貨など、バラエティ豊かなショップが軒を連ねています。

また、レストランやカフェ、バーなどのグルメスポットも充実。とくにカフェや喫茶店の数は多く、クラシカルな雰囲気の中でほっと一息つける、レトロカフェも多く立ち並んでいます。明治時代にトリップした気分を味わいたい方は、ぜひチェックしてみては。

スポット詳細

名称:神戸旧居留地
住所:兵庫県神戸市中央区海岸通・京町・明石町他
アクセス:JR東海道本線「三ノ宮駅」より徒歩約10分

18. 色鮮やかなレンガ外壁が印象的!ドイツ人貿易商の自邸「風見鶏の館」

神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

「風見鶏の館」は、かつてドイツ人貿易商のゴッドフリート・トーマスが自邸として建てた洋館です。北野・山本地区に現存する異人館の中で、唯一のレンガ外壁の建物であり、色鮮やかなレンガの色調や、石積みの玄関ポーチ、“ハーフ・ティンバー(木骨構造)”の2階部分など、異国情緒あふれる重厚な雰囲気を楽しめます。

もちろん外観だけでなく、室内も見応え抜群。部屋によって意匠は異なるものの、全体的にドイツの伝統様式が取り入れられており、19世紀末から20世紀初頭にかけて広まった芸術運動“アール・ヌーヴォー”を感じられます。

また、館内ではトーマス氏の執事の目線で館内を案内してもらえる“執事ツアー”、普段見ることのできない地下室や屋根裏部屋に入れる“探検ツアー”など、期間限定のイベントも開催されています。気になる方は、ぜひ事前に公式サイトをチェック

スポット詳細

名称:風見鶏の館
住所:兵庫県神戸市中央区北野町3-13-3
アクセス:JR東海道本線「三ノ宮駅」より徒歩約15分
営業時間:9:00〜18:00(最終入館17:45)
定休日:2月・6月の第1火曜日(祝日の場合は翌日)
料金:大人500円、高校生以下無料

19. 日本最大級!約200種ものハーブと美しい花々が楽しめる「神戸布引ハーブ園」

神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

日本最大級のハーブ園である「神戸布引ハーブ園」。ロープウェイでのみアクセスできる山の上に位置するこのハーブ園では、約200種・およそ7万5000株ものハーブや、四季折々の美しい自然を楽しめます。

ロープウェイを降り立つと、ドイツの古城「ヴァルトブルク城」をモチーフとしたレストハウスや、城門に囲われた憩いの広場がお出迎え。園内には、“出合い”をテーマにした彫像「出合いの門」や、バレンタイン発祥の地であるイタリア・テルニ市から寄贈された「愛の像」など、記念撮影に最適なフォトスポットも点在しています。

また、カップルにおすすめなのが、ハーブ園のハッピースポットのひとつである「誓いの鐘」。神戸の景色を見渡しながら鐘を鳴らせば、2人の間に幸せが訪れるかも!

スポット詳細

名称:神戸布引ハーブ園
住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
アクセス:ロープウェイ「ハーブ園山頂駅」よりすぐ
営業時間:【3/20~7/19、9/1~11/30】平日
10:00〜17:00 土日祝10:00〜20:30
     【7/20~8/31】10:00〜20:30 【7/20~8/31】10:00〜17:00
定休日:不定休(※冬季2月に約2週間の休園あり)
料金:【ロープウェイ・入園料】大人1,500円、小人750円、未就学児無料

20. 1935年創建!日本初のモスク「神戸ムスリムモスク」

神戸 三宮観光スポット22選!異国情緒溢れる名所の魅力完全解説
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

1935年に、神戸在住のトルコ人やインド人、タタール人などの有志によって創建された日本初のモスク「神戸ムスリムモスク」。1945年の空襲や、1995年の“阪神淡路大震災”にも耐え抜いた、歴史深い建物です。モスクでは今も1日5回の礼拝が催され、多くのムスリムの方々がお祈りに訪れています。

夜はライトアップもされる豪奢な外観だけでなく、ムスリムでない方でも、内部を見学できます。礼拝室内部では豪華なシャンデリアや深紅のカーペット、黄色で統一されたステンドグラスなど、美しい装飾や厳かな雰囲気には、思わず息をのんでしまうはず。ただし、半ズボンやミニスカートなどの肌を露出する服装では入場できません。また、内部は飲食や撮影は不可のため、観光の際には注意が必要です。

スポット詳細

名称:神戸ムスリムモスク
住所:兵庫県神戸市中央区中山手通2-25-14
アクセス:阪神電気鉄道本線、阪急電鉄神戸本線、神戸高速線「神戸三宮駅」より徒歩8分