コツさえ知ってしまえば、セルフでインナーカラーも簡単にできちゃう時代です。市販のカラーバリエーションも沢山そろっていますよね。今回はブロッキングのやり方からブリーチのやり方おすすめのカラーまでインナーカラーを楽しむために必要なものを全てお伝えします。
髪の内側の部分カラー(ポイントカラー)の注意点とは?
自分の髪色が明るければブリーチで明るくなりやすい
やりたい色によってセルフブリーチする明るさを決めていきます。1回のブリーチでイエローオレンジ〜イエローまで抜けます。この1回のブリーチの明るさは、レッド、濃いめのピンク、オレンジ、アッシュ系の色は1回のブリーチでキレイに染まります。
2回ブリーチするとイエローからペールイエローくらいまで抜けます。2回ブリーチが必要な色は、ペール系の薄い色、ブルー、シルバーなどはかなり明るいペールイエローまで抜く必要があります。自分でブリーチする場合の注意点は、今の自分の髪が明るめなら、ブリーチで明るくなりやすく、黒髪に近ければ抜けにくいです。
1回ブリーチしたらシャンプーとトリートメントを必ず行う
明るくなるスピードも、明るさの仕上がりも人それぞれです。1回ブリーチしたらシャンプー、トリートメントを、必ず行ってから、乾かして明るさのチェックをしましょう。理想の明るさになったら自分の好きな色みを入れていきます。
セルフブロッキング・ブリーチのやり方
セルフブロッキング
自分でやる時はブロッキングが大切になります。セルフブロッキングのやり方ポイントは、トップ、ミドル、ネープ、前髪この4つになります。トップはハチより上の髪、ネープは襟足の髪、ミドルはその間の髪、そして前髪です。この4つのポイントさえ分かればセルフインナーカラーは簡単にできます。
どこに入れたいか決まれば、インナーカラーを入れたい部分だけ下ろして、後はゴムで結んでしまいましょう。ネープに入れたいなネープ以外は全部ゴムで止めます。サイドに入れたいのであれば、トップの髪は止めてしまいます。
セルフブリーチ
インナーカラーの入れたい部分が決まり、ブロッキングが出来たら次はブリーチです。ブリーチはいろんなタイプがあります。後ほどご紹介しますが、セルフでビビッドな色表現をしたい場合はクリーム系の1回でもしっかりと抜けるブリーチがおすすめです。
インナーカラーのブリーチは根元からきっちり塗る必要はありません。少し根元を開けて塗る方がキレイにおしゃれに染まります。インナーカラーはデザインを作るカラーなので、わざと根元を開けた方がより動いて見えます。
セルフダブルカラー(ツートンカラー)のやり方
セルフダブルカラー(ツートーンカラー)のやり方①
セルフダブルカラーとは、ベースとなる髪の色にポイントカラーで別の色を入れます。2色以上の色を使ったカラーの事を言います。今回はそのカラーのやり方についてのご説明になります。ベースカラーは全体的な髪色の事をいいます。ベースカラーは全体の印象を決める色になります。
例えば全体を可愛くしたい場合は、ピンクブラウンやピンクベージュなどで全体をカラーします。クールな印象にしたい場合は、アッシュブラウンやアッシュベージュなどで全体をカラーします。ベースのカラーが終わったら次に部分染めを行います。この部分染めがセルフダブルカラー(ツートーンカラー)になります。
セルフダブルカラー(ツートーンカラー)のやり方②
ツートーンカラーの部分を理想の色を表現するには、髪の明るさをブリーチで整えてる必要があります。先ほど述べた通り、ピンク・レッド・ブルー・シルバーなど、ツートンカラー部分にどんな色を入れたいかでブリーチをどれくらいするかが決まります。
希望の明るさまでブリーチした後は、シャンプーとトリートメントをして希望の色でカラーをする手順になります。使用するブリーチ剤やカラー剤によって放置時間が変わってきます。購入した薬剤の使用方法をよく読んでから進めていく事をおすすめします。
前髪のセルフインナーカラー・ブリーチなし・セルフインナーカラーとは?
自分でできる前髪のセルフインナーカラーとは?
前髪のセルフインナーカラーはお顔の印象をガラリと変えてくれます。写真のような内側に暗めの色を入れると顔全体が引き締まり、小顔効果が生まれます。もしここに明るい色を入れたらお顔の印象が明るくなります。ピンクならキュートな印象に。イメージに合わせて色をチョイスするとなりたい自分になれます。
前髪のセルフインナーカラーのやり方は簡単!
やり方は簡単です。前髪の表面と内側を半分くらいに分けて、内側に明るさの差をつけたり色みの差をつけたりして、ポイントカラーでアクセントになるようなカラーをするだけです。
ブリーチなしでバレない・目立たないセルフインナーカラーとは?
ハイライト①
ブリーチ無しで目立たないようにインナーカラーを楽しむ為には、前髪と顔周りにはインナーカラーを入れないのがポイントです。お顔周りはいつもの印象で、内側に自然な明るさを出しているので、目立たないけど動きはしっかりあるデザインになります。
目立たないようにすると言っても、休日にはちゃんと楽しめる入れ方がいいですよね。インナーカラーを楽しむ為には、ベースはナチュラルブラウンにします。明るい毛先とベースとの差は4レベルほど差をつけるのがポイントです。明るさで差をつける時は、同系色が理想です。
ハイライト②
ブリーチ無しで差をつける方法はもう一つあります。色の差をつけるのがポイントです。例えば同じ赤系同士とかでは差がないので馴染んで見えます。例えば、表面はアッシュベージュだけど内側はバイオレッド系で違う色を使用しポイントカラーをします。
このように表面と内側で違う色を入れる事で、光の加減で色が変化する不思議なデザインになります。パッと目立つデザインではないけれど、さりげないオシャレ感が洗練された雰囲気を出してくれます。