子供たちに「イカゲーム」を視聴させることが、将来的に「いじめ」を助長することになると、イギリスの専門家が警鐘を鳴らしている。

ロンドン在住の社会心理学者サンドラ・ウィートリー博士は、暴力的なシーンが含まれる「イカゲーム」を子供たちに視聴させることによって、子供たちの「社会的・感情的な発達」を妨げ、他人がいじめられていても見て見ぬふりをしたり、一緒になっていじめをする可能性があると指摘している。

9月17日に公開されて以降、ネットフリックス史上最大のヒットを記録している「イカゲーム」。多額の借金を抱えた大人なたちが、子ども向けのゲームで戦い、トーナメントで勝利したものは大金を獲得できる一方、敗者は命を奪われてしまうというストーリーだ。

サバイバルドラマであることから、ほぼ全てのエピソードに肉体的にも精神的にも残酷なシーンが含まれている。