横須賀美術館の魅力をすみずみまでリサーチ!

TripAdvisor(トリップアドバイザー)発表の「旅好きが選ぶ!日本人に人気の美術館ランキング 2020」で上位に選ばれた横須賀美術館。全国のデートスポットとしても認定され、ますます注目を集めています。気になる横須賀美術館の館内を実際にめぐって、気になったポイントや、おすすめのスポットをレポート。展示作品はもちろんのこと、思わず写真を撮りたくなるような“映えポイント”や、イタリアンレストラン「ACQUAMARE(アクアマーレ)」の絶品ランチメニューなど、“撮れ高”いっぱいのさまざまな魅力が見つかりました。

アプローチも画になる美術館

横須賀美術館では、館内に入る前からアートを感じられます。最寄りのバス停から少し歩くと、両側面に傾斜した金属製の壁が長く続く道がお出迎え。ここを歩いて行くと美術館の正面入口に出ます。実はこの壁面、彫刻家の若林奮(わかばやしいさむ)氏作による鉄の彫刻『Valleys(ヴァリーズ)』。間近で見ると作品の重厚感が体感できます。

横須賀美術館で建築、絶景、レストランを一挙に満喫
(画像=『あそびのノート』より引用)

正面入口に到着し周辺を見渡すと、ガラスの壁面が美しい美術館の外観と、背後には東京湾が見渡せる海の広場の芝生が一面に広がります。この広場では、イベントも不定期で開催。天気が良ければ、ここでお弁当を食べる人も多いそうです。広い芝生の上で海を眺めながら、ピクニック気分を楽しめます。

横須賀美術館で建築、絶景、レストランを一挙に満喫
(画像=『あそびのノート』より引用)

横須賀美術館の入口前のスペース。大きなガラスの扉と一面に並んだガラスの壁面は、スタイリッシュで近代的な建築美を感じる造りです。

横須賀美術館で建築、絶景、レストランを一挙に満喫
(画像=『あそびのノート』より引用)

横須賀美術館の中へ入るとエントランスは自然光が入る明るく広々とした造りに。館内は明るいものの、作品に影響しないように窓の配置や作品を置く位置が考えられています。 入口から入ってすぐにある、チケット売り場へ続くアプローチからは、地下にある展示の回廊が見下ろせます。

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(画像=『あそびのノート』より引用)

チケット売り場では、大きな荷物を預かってくれるサービスがあります。

また、エントランスにはコインロッカーも完備。ゆっくりと展示作品を鑑賞したい場合は、こちらを利用すると良いでしょう。

自然光がふりそそぐ展示室・ギャラリー

横須賀美術館で建築、絶景、レストランを一挙に満喫
(画像=『あそびのノート』より引用)

横須賀美術館の本館の1階、地下1階は、展示室とギャラリーです。1階では年6回の企画展、地下1階では所蔵品展を行っています。

作品もさることながら、展示スペースにも注目です。地下の吹き抜けの回廊は、約12mの天井までを見渡せる、横須賀美術館内の人気スポット。建築物としてのデザイン性の高さを持ちながら、バリアフリーにも配慮がされているところも見逃せません。

また館内では、天井をはじめいくつもの丸窓に目が止まります。いくつかの丸窓をのぞいて見ると、その先には海。そこから見える景色は、もはやアート作品のような印象を受けます。

横須賀美術館で建築、絶景、レストランを一挙に満喫
(画像=『あそびのノート』より引用)

展示作品は、日本の近現代美術作品が中心。おもに横須賀・三浦半島にゆかりのある(出身、居住、在住など)作家の作品や、横須賀・三浦半島を題材とした作品が並びます。