美しくおいしい目玉焼きの作り方
<卵の落とし方がすべてを決める> 超半熟派、両面固焼き派、白身カリカリ派……。目玉焼きの焼き方は、人によって好みが別れるため、オススメを一概には語れません。しかし、絶対に守ってほしいのは、卵を割って落とす時の「衝撃」を防ぐこと。卵黄本来の柔らかさで味は決まります。衝撃が加わった目玉焼きは、下に落とした絹ごし豆腐を冷やっこで食べるようなもの。まずは小ぶりの器を用意し、卵の中身をふんわり移す準備が必要です。
半熟と固焼きで、ちょっと違うコツ
<半熟がお好みの場合> (1)充分熱したフライパンに油をひき、「弱火」にする。油がなじんだら準備した生卵を、低い位置からゆーっくりフライパンに乗せる。ゆっくりが重要。白身に熱が加わり、いびつに広がるのを防げる。 (2)様子を見ながら、好みの固さに仕上げる。途中、へらで下側部分を一度はがしておくと焦げ付くことがない。下側をカリっと仕上げたい場合は、最後に一瞬火を強める。 ※成形にこだわりたいなら、型抜きがオススメ。百均でも様々な形のものが揃っています。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
提供・女子SPA!
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