「ゆで卵&目玉焼き」をプロ級においしく美しく作るコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)

長い自粛生活で、「外食費は減ったけど、家の食費は増えた」という家庭が多いようです。そんな中、安くて栄養たっぷりの「卵」が頼りになります。  でも、卵料理って、実は難しくないですか?  たとえば「ゆで卵」と「目玉焼き」。非常にシンプルなメニューですが、自信を持って上手に作ることができますか?  殻がキレイにむけない、白身がパサつく。白身が丸く広がらない、下が焦げ付くなど、失敗事例は数知れず。どちらも超シンプル料理なのに、苦戦している人は少なくないはずです。  そこで今回は、誰でも簡単に美味しいゆで卵&目玉焼きが作れてしまうコツをご紹介したいと思います。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <まずは卵の特性を知る>  卵の凝固温度は、白身が75~78度、黄身が65~70度。意外にも低い温度で固まりますから、加熱のし過ぎには気をつけて。黄身の外側が緑になったゆで卵を見かけますが、これは長時間強火加熱が原因。全体的にむらなく加熱をするためにも、生卵を常温に戻してから使いましょう。

白身プルンプルン!美味しいゆで卵の作り方

「ゆで卵&目玉焼き」をプロ級においしく美しく作るコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)

<新しい卵ほど、殻はむきづらい!>  買いたての新鮮な卵を使っているのに、殻がキレイにむけない。白身がボソボソする。そんな経験はありませんか? 実はコレ、新鮮な卵ほど起こりやすい現象。新鮮な卵の白身には、炭酸ガス(CO2)が含まれており、ゆでることでガスが膨張し、白身が殻内の薄皮に張り付く状態で固まってしまうのです。また、ボソボソ感も同じく炭酸ガスの仕業。1週間ほど日にちが経てば、ガスが殻外に抜けるため、問題は解決。しかし、出来れば「新鮮な卵」をキレイに美味しく食べたいですよね。 <便利グッズが百均で手に入る>  新鮮な卵でもキレイなゆで卵を作ることは可能です。炭酸ガスを抜く器具は、100円ショップで売られていました。コチラの製品は、ダイソーのもの。操作は実に簡単。高くなっている台座に卵を置き、軽く押すだけで内蔵されている微細針が殻に穴をあけてくれるのです。

「ゆで卵&目玉焼き」をプロ級においしく美しく作るコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)

卵を置いて下に押すだけでガス抜きが完了

ポイントはフライパンで「蒸しゆで」にすること

「ゆで卵&目玉焼き」をプロ級においしく美しく作るコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)

 大きなポイントはひとつだけ。たっぷりのお湯でグラグラゆでるのではなく、フライパンで「蒸しゆで」にすることです。 (1)ガス抜きした卵をフライパンに入れ、1センチの高さまで水を注ぐ。 (2)蓋をして火にかける。火力は中火。沸騰してきたら弱火にして3分加熱。黄身が偏らないように、時々フライパンを揺らして卵を転がす。 (3)火を止めてそのまま5分放置。 (4)卵を取り出し、冷水の中で冷ます。粗熱が取れたら殻をむく。

「ゆで卵&目玉焼き」をプロ級においしく美しく作るコツ
(画像=『女子SPA!』より引用)