すぐに使える英語フレーズを日本ワーキング・ホリデー協会のKOTAROがお届け。今回は、「お疲れ様」など会社でよく使う日本語特有の表現についてです。

日常会話でよく使う「お疲れ様」や「いただきます」という言葉。実は日本独自の表現で、英語にはこれらの言葉を一語であらわす表現がなく、シチュエーションによってあれこれ使い分けなければいけないんです。

英語が苦手な人でも簡単に使えるワンフレーズ英会話を日本ワーキング・ホリデー協会のKOTAROがレクチャーします。

あなたは言える?日本語特有の4つの表現

「お疲れ様」「いただきます」日本語特有の表現を英語で言える?
(画像=『Cinq』より引用)

おつかれさま

本来「おつかれさま」はねぎらいを表す言葉として使われていましたが、現代においては一種の挨拶として定着しています。出社した時の挨拶、帰るときの挨拶、上司や同僚とすれ違う時など、思い返してみると様々なシチュエーションで使っていますよね。

「ねぎらう」という意味であれば「Good job」「Well done」などがありますが、逆に日本語的な「おつかれさま」の使い方から遠ざかってしまいます。そのため、英語で挨拶的に「おつかれさま」と伝えたい時は、シチュエーションによって言い分けが必要です。

挨拶としてのおつかれさま ⇒ Good morning / Good afternoon
別れの挨拶としてのおつかれさま ⇒ See you tomorrow / Have a nice day

いただきます

海外には、食前・食後のあいさつをしない国も多くありません。クリスマスや感謝祭など家族で集まる特殊なディナーであれば食前にお祈りをささげることもありますが、料理がサーブされればそのまま食べ始めることが多いです。そのため日本の「いただきます」「ごちそうさま」に該当する言葉がなく、これらの言葉を直接英訳することができません。

いただきます ⇒ Let’s eat / Enjoy your meal (サーブする側)
ごちそうさま ⇒ Thank you for dinner / That was delicious