子供の幼児英語教育に興味があるパパママは多いのではないでしょうか。子供が早いうちから英語に触れることのメリットは大きいように感じますが、デメリットもあります。幼児英語教育をしている保育園や幼稚園、プリスクール、インターナショナルスクールについてもご紹介します。

幼児英語教育とは?

幼児英語教育は何歳からどこで教えてもらえるの? メリット・デメリットも紹介!
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

0~6歳から遊びを通じて英語を学ぶのが幼児英語教育

子供に英語を話せるようになってほしいという思いから、0~6歳の早い段階で幼児英語教育を取り入れているパパママが増えています。小さいうちから英語に触れることで、子供にとって英語は勉強するものではなく、遊びの延長として慣れ親しんでいくことができます。

大人になってから英語を勉強すると英語で会話ができるようになるまでに大変な労力が必要ですが、子供は吸収が早いため、あまり苦労することなく英語を聞き取れネイティブの発音ができるようになります。子供が大きくなるころには、英語が話せて当たり前という時代になっていることを考えると、今のうちから幼児英語教育を始めたほうが良いのかもしれません。

幼児英語教育は何歳からはじめるのがいい?

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(画像=はいチーズ!Clipより引用)

幼児英語教育は0歳児の赤ちゃんから始めてもOK

幼児英語教育は0歳児の赤ちゃんから始めることができます。子供は脳の成長が活発で耳からの情報をすばやく吸収します。0~1歳児は音を聞き分けることに長けているため、CDやDVDを使用し「音」で英語に触れさせてあげましょう。2~3歳児は歌やダンス、本を読み聞かせるなど楽しく英語に触れることができる環境作りが大切です。4~6歳児になると日本語もしっかりと習得でき始め、日本語と英語の混同も少なくなっていると考えられています。そのため4~6歳頃から英語でコミュニケーションをとる機会や学びの時間を増やしていくのがおすすめです。

幼児英語教育が学べる施設はどこ?

幼児英語教育が学べる施設はどこ? 小さいうちから英語を学ばせようと検討しているパパママも多いと思いますが、家の近くで幼児英語教育が学べる施設はあるのでしょうか?

保育園・幼稚園の幼児英語教育事情

国公立幼稚園 17.1% 私立幼稚園 58% 公立保育園 10.7% 私立保育園 33.8% 認定こども園 54.7% ※ベネッセ教育総合研究所「2013年学校外教育活動に関する調査」より抜粋

2020年度よりこれまで小学校5、6年生で行われていた「外国語活動」の授業が小学校3年生から導入され、小学校5、6年生は正式に英語教科となります。その結果、幼児英語教育に取り組む保育園・幼稚園が増加しています。2012年の調査と少し前のデータになりますが、私立保育園の33.8%、私立幼稚園の58%で英語教育を行っていることが「ベネッセ教育総合研究所の2013年学校外教育活動に関する調査」で分かっています。2019年現在の幼稚園・保育園において、英語教育を取り入れている園はさらに増加していることが予想できます。保育園・幼稚園への入園を検討する際は、英語教育への取り組みについても調べておくと良いですね。

インターナショナルスクール

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(画像=はいチーズ!Clipより引用)

インターナショナルスクールはプリスクール、キンダーガーデン、小中高等部で構成されています。プリスクールはいわゆる「インターナショナル保育園・幼稚園」で、管轄は文部科学省や厚生労働省、自治体とスクールによって異なります。1~4歳児のいわゆる年中組までを対象とした施設で、週2~3日の14時までや平日17時までとスクールによって預かり時間はさまざまです。保育園のように平日の朝~夜まで子供を預かって欲しいというパパママが子供を通わせるのは少しハードルが高いかもしれません。

キンダーガーデンは5~6歳児の年長組を対象としており、多くは無認可校ですが、中には文部科学省や自治体の許可を得た学校もあります。基本的にインターナショナルスクールは日本在住の外国籍の子供が通う教育施設であり、カリキュラムとして英語を学ぶのではなく生活のすべてを英語でやり取りするため、通い続ければ自然と英語が身についていきます。

幼児英語教育のメリット

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ここでは、小さいうちから英語教育を始めることで得られるメリットについてご紹介します。

幼児英語教育のメリット1:英語を吸収するスピードが速い

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(画像=はいチーズ!Clipより引用)

幼児期の子供は、耳から入ってくる英語を聞こえたまま脳にインプットします。大人と違い日本語を通じて英語を理解するわけではないため、幼児期は英語を吸収するスピードがとても速いのです。また、日本語は150~1,500Hz、英語は2,000~12,000Hzが主に使用する周波数帯とされていますが、英語に触れていない大人はこの2,000~12,000Hzを「雑音」としか認識できないためリスニングが不得意となります。

小さなころから英語に触れることで自然と「英語耳」になり、いわゆるカタカナ英語ではなくネイティブな発音で会話ができるようになるのです。そのためにはやはり幼児英語教育が重要となります。

幼児英語教育のメリット2:英語脳が身につく

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(画像=はいチーズ!Clipより引用)

先ほどの周波数帯だけでなく、日本語と英語では文章構成も異なるため会話をする際の考え方にも違いが出ます。それが「英語脳」です。英語が苦手な人は英語で会話をする場合、英語→日本語、日本語→英語と訳を考えながらコミュニケーションをとろうとしますよね。英語脳とは日本語を介さず英語は英語のままの語順で理解し会話するということです。日本語と英語では語順が全く異なるため、大人になってから英語脳を身につけることはとても大変です。小さなころから英語に触れて生活していれば英語脳が身につきやすくなります。