『死霊館』ユニバースの生みの親で、『ソウ』や『インシディアス』シリーズなど数々の傑作ホラーを手掛けるなど、誰もが子供の頃に体験する潜在的かつ日常的な“恐怖”を増幅させながら、ホラーの定石をことごとく覆すことで全世界を震え上がらせてきたホラー界の異才ジェームズ・ワン監督。
予想できない驚きと、未知の恐怖が記憶に残り続ける数々の傑作ホラーを生み出してきた監督は、ホラー映画で培った抜群のカメラワークと圧倒的なスピードと迫力で『ワイルド・スピード SKY MISSION』ではシリーズ史上最高興行収入を記録。『アクアマン』では世界中で大ヒットを記録と今や映画界の大ヒットメーカーになったジェームズ・ワン監督が自ら書き下ろした待望の完全オリジナルストーリー『マリグナント 狂暴な悪夢』が、満を持して 11月 12 日(金)に日本公開となる。
ジェームズ・ワンは、初めて単独でメガホンをとった『SAW ソウ』(04)でソリッド・シチュエーション・スリラーというジャンルを確立し、監督 2 作目の『デッド・サイレンス』(07)でミステリーオカルトホラーを開拓した後、日常生活に深く根差した心霊描写が光る『インシディアス』シリーズでは、リアルさにこだわった後に引きずるタイプの「恐怖」で人々を恐怖に陥れた。実在する心霊事件と幽霊ハンターを描く『死霊館』シリーズでは、舞台である 70 年代の時代性を表現するにあたり、ズームショットを多用し、観客に「霊の居場所」と「気配」を常に意識させる、空間性のある「恐怖」で新しい“心霊実話”映画を誕生させた。そして、シリーズ累計興収 2200 億円を超える歴史的なホラーユニバースとなった「死霊館」シリーズの最新作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が 10 月 1 日(金)に日本公開を迎え、SNS 上では、「死霊館えぐいな」、「超満足!本当にスリリングな最高の展開」と、恐怖と熱狂コメントが渦巻いている。
そんな異才ジェームズ・ワンが次に仕掛ける『マリグナント 狂暴な悪夢』は、監督として実に10作品目となる節目となる極上のオリジナル作品だ。ホラー、サスペンス、アクションとこれまで数々のジャンル映画で成功を収めてきたジェームズ・ワン。そんな彼が次に挑むのは、誰も観たことがない新次元の恐怖!海外では「楽しくて、怖くて、狂ってる」、「ホラーのお決まりなんてクソ食らえ!」といったコメントが寄せられるなど、ホラー映画という枠に収まらない、怖いのに「楽しい」「笑える」といった熱狂に包まれる本作は、ジャンルを超越し、ホラー映画の新境地へ突入したと断言できる仕上がりとなっている。「ジャンルを混ぜるという意味の“ジャンル・ブレンダー”な物語。サイコサスペンスからイタリアのジャッロホラー、SFの趣まで、私が大好きなさまざまなジャンルがたくさん混ざり合った物語」と自身のルーツと呼べるジャンルを参考したと語り、「私がこれまでにやっていないことを試す機会だと捉え、新しいテーマや物語を追求したり、実験的に異なる美的感覚を取り入れた」と、これまで観たことのない、ホラー映画のセオリーを根底から覆す“新次元ホラー”として昇華されている。