また「エターナルズ」最強の戦士イカリス(リチャード・マッデン)は川田紳司が担当。実は数世紀にわたってセルシと恋人関係にあった彼は、メンバーの誰よりも責任感が強く、地球へ迫った脅威を対処するために、各地に散らばった「エターナルズ」再集結のために行動する。イカリスを演じるリチャード・マッデンが出演した大ヒット海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」や映画『ロケットマン』などでも彼の吹替えを担当している川田紳司は「興奮と共に強い責任を感じています。」と役柄とリンクするような責任感を感じているという。

地球に脅威が迫るとき「エターナルズ」はついに姿を現す──が、セルシやイカリスのほかにも、不愛想で人類の危機に興味のないセナ(アンジェリーナ・ジョリー|深見梨加)、いまはインド映画界“ボリウッド”で大スターとして生活するキンゴ(クメイル・ナンジアニ|杉田智和)、少女のような見た目のために人間たちから“子ども扱い”されることに不満を持っているスプライト(リア・マクヒュー|金子睦)、平穏な暮らしを望むファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー|後藤光祐)、地球ではなくほかの惑星を探査したいという夢を持つマッカリ(ローレン・リドロフ)、人類との関わりに疑問を持ち数千年も「エターナルズ」との交流を避け続けるドルイグ(バリー・コーガン|内山昂輝)、逆にもっとも優しくチームの良心的存在ギルガメッシュ(マ・ドンソク|稲田徹)、そして太古の時代から現代に至るまで常に地球と人類を見守り「エターナルズ」を導いてきたチームの精神的支柱エイジャック(サルマ・ハエック|戸田恵子)と、それぞれの想いを持った個性的なメンバーばかり。しかし地球滅亡まで彼らに残された時間はわずか7日間。世界中に散らばった「エターナルズ」は結束し、人類を守ることができるのか?

この壮大スケールで描かれる物語のキャストには、10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、『クレイジー・リッチ!』(18)のジェンマ・チャン、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンとキット・ハリントン。『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。そしてメガホンを取るのは、『ノマドランド』(21)でアジア系女性として米アカデミー賞®にて初の監督賞を受賞した、いま世界で最も注目されている監督のクロエ・ジャオ。

日本のマンガをきっかけにかつては漫画家を志しており、日本文化をこよなく愛すことでも知られている。監督本人も本作に関し「監督として映画を作っているわけではない。ファンとして作っているの」とコメントするほどマーベル愛にあふれている。そんな監督とスタッフ、豪華キャスト、そして豪華日本版声優陣による最強のヒーローチームを描いた『エターナルズ』。時代を超えてかつてないスケールで地球の運命をかけた戦いを描く、ドラマチック・アクション超大作に世界中が注目している。