ビジネスパーソンの基本とされる挨拶。当たり前すぎる故にあまり意識をしている人は多くないと思います。ですが、仕事がうまく行くかどうかは挨拶にかかっている……というほど実は重要だったりもするんです。自分の印象をグッと上げることができる挨拶の効果。コツをつかんで相手の心を掴みましょう!

コミュニケーションの基本「挨拶」の効果って?

ビジネスパーソンの基本とされる挨拶。当たり前すぎる故にあまり意識をしている人は多くないと思います。ですが、仕事がうまく行くかどうかは挨拶にかかっています。デキる人は挨拶に最大のエネルギーを注いでいます。

挨拶の挨は「ひらく」、拶は「せまる」という意味があります。つまりその人の心を開き、近づくという意味であり、あらゆる人間関係の構築が無ければ仕事は成り立ちません。お互いに心を開きあっていることが大切なのです。最初の挨拶で心を開けば、その後の本題も円滑に進められるというほどに人間関係の構築に効果てきめん。

誰でもコツをいくつか押さえるだけで、特別なスキルがなくても、自分の印象をグッと上げることができるのが挨拶の効果です。では、どのようにすれば良いのでしょうか?

初対面の人の情報はSNSやHPなどで事前に入手しておく

ビジネスの始まりといえば名刺交換ですが、初対面の人の情報は事前に調べておいて損はありません。相手の「つかみのネタ」を持っているのとないのとでは、雲泥の差があります。いざ顔合わせたときのネタになり、商談での勝負の分かれ目ともなります。

営業のテクニックではアイスブレイクと呼ばれるものがあり、いきなり本題に入るのではなく緊張感をほぐすための雑談を取り入れます。ここで話しておきたいのが、事前に調べた情報で、相手の企業動向など仕入れておくとスムーズです。一気に心を開いてくれるでしょう。

もし、相手の情報を見つけられなかった場合は名刺に関する話題がおすすめです。 ただ名刺を受け取るのではなく、名刺のデザインについて触れたり、他の支店の住所が記載されていれば「私、大阪出身なんです!」とローカルトークするのも盛り上がりますし、他にも「珍しい読み方ですね」など、もし特徴的な名前であれば話が膨らむきっかけにもなります。よく見れば、名刺だけでもたくさんの情報がありますよ。