おまけ:梅の香りってどんな香り?
梅の香りというのは、甘い香りではありません。どちらかというとツンとするような爽やかな香りです。梅園に入ってから、常に梅の香りに包まれている感じ。この日は風のキツイ寒い日だったのですが、香りをふわーと運んでくれるので、その面ではよかったかも。
梅林祭り限定「いももち」
地元で愛されてるいる「かたやま本舗のいももち」は、みなべ町に春を告げる名物です。この梅林祭りの期間中にしか販売されない限定品。入場門にたどりつくまでにお店があるので、入場しなくても買えるということもあってか、いつも行列みたいです。
「いももち」といっても、中にサツマイモが入っているわけではなく、もち米と一緒に芋を練りこんで作られているお餅です。ですからお餅そのものがほんのりと甘い!中にあんこを入れて、きなこをまぶしてできあがり。
サツマイモの皮をむくところからできあがりまで、すべて手作業で丁寧に作られています。ガラス越しにおばさんたちのお餅づくりの様子を見ることもできます。
このお餅の特徴は、味もさることながら、そのやわらかさ!かぶりついた瞬間のふんわり感と、口の中でとろける食感はやみつきになること請け合い。その場で食べる人も多く、コロッケみたいに紙にくるんで手渡してくれます。
道の駅でも梅祭り
みなべ町にある道の駅「梅振興館」でも、南部梅林祭りの期間には催し物が開催されたり限定品が販売されたりします。筆者が訪れた日は、みなべ町にある養蜂園のハチミツと梅酒が特設されていて、試食と試飲をさせてもらえました。
右の写真は、みなべ町の和洋菓子屋さん「みさき堂」の期間限定「スイートポテト餅」。スイートポテトというよりは、もっとあっさりしていて、どちらかというと焼き芋に近い感じです。お芋の風味が口いっぱいに広がり、やみつきになりそうです。
規模の大きさを堪能しよう
梅園は全国いろいろな場所にあります。筆者は、ちょっとしたお散歩感覚で梅園を観光したことは以前にもありましたが、やはり南部梅林は規模が違うと実感。約8万本ともいわれる圧倒的な梅の迫力は、他では味わえない見ごたえです。勾配のある場所が適している梅の木ですから、梅鑑賞時の山歩きは必須条件。訪れる際はぜひスニーカーで。
提供・トリップノート
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