和歌山県の梅の名所「みなべ」。梅が咲き始めて見頃を迎える2月下旬〜3月上旬ごろになると、毎年「南部梅林祭り」が開催されます。エリアは広大なので、軽く散策をしたり、たっぷり時間をかけてハイキングをしたりと色々な過ごし方を選べます。今回は、梅を見ながら食べ歩きができる名物「いももち」もご紹介します。

冬のみなべ町は南部梅林祭りで真っ盛り

【和歌山】南部梅林で冬のハイキング!限定とろとろ「いももち」食べ歩き1.jpg
(画像=こごみ、トリップノートより引用)

梅が咲き始める時期、みなべ町では南部梅林祭りを開催。広大な梅林を一般に開放してくれます。駐車場代は500円。駐車場から梅林祭りの入口まではけっこうな坂道で、なかなかしんどいですが、沿道にはみやげもの屋さんが何軒かあり、手作りの梅干しや野菜や漬物がたくさん並んでいます。

ついつい足を止めてしまうので、休みながら上っていく感じです。入園門で入場料300円払って、園内マップを受け取ります。この時、かわいい梅干しを一個プレゼントしてくれます。

■南部(みなべ)梅林 開園情報
開園期間:平成31年2月2日(土)〜3月3日(日)

梅林鑑賞を行うコースを選択

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

南部梅林は山ですから、坂道がとても多いのが特徴です。ぶらぶらのんびり歩くという軽い気持ちでいくと、なかなかしんどい思いをしてしまうことになるかも。

南部梅林を散策するコースはAとBの2つに分かれていて、それぞれ4km、3kmの距離となっています。歩く速度にもよりますが、所要時間は平均1時間から1時間半というところです。

最初の目的地は梅公園

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

いずれかのコースを選び、展望台や神社などを通りすぎると、梅林の中心的エリアである梅公園まで到着します。こちらはA・B両コースの途中にある公園なので、ここまではまだ共通の道となります。園内にはベンチがあり、おでんなどの食べ物のお店も出ていて、イベントもこの公園で行われます。

南部梅祭りに訪れる方たちは、地元和歌山や近辺の方々がほとんどなので、常連さんらしき人達はお互いをよくご存じ。梅公園の梅が一番見応えがあるということもあるせいか、みなさんこちらでくつろいで引き返すパターンが通常のようです。

冬のハイキングを楽しみながら坂を上る

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(画像=こごみ 海と山と梅の和歌山らしい風景、トリップノートより引用)

梅公園を過ぎると、しばらく上り坂となります。ゆるやかなので、梅を見ながらマイペースに冬景色の中をハイキングすることができます。

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

山の斜面全体が、梅園となっています。ちなみに2019年は梅の咲くペースが遅いそうで、筆者が2月上旬に訪れた時点では、山の上の方はまだつぼみの状態の木がほとんどでした。

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)
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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

梅を運ぶ台車でしょうか。あちこちにありましたが、敷かれたレールがすごい傾斜です。

下山ルート近くにA・Bコースの分岐点

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

下山のルート近くに差し掛かった時点で、コースが分かれていきます。Aコースは距離は長いですがゆるやかな道で、Bコースは道が狭かったり勾配がキツイコースとなっています。車椅子やベビーカーは通れませんと書いてありました。

【和歌山】南部梅林で冬のハイキング!限定とろとろ「いももち」食べ歩き1.jpg
(画像=こごみ、トリップノートより引用)
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(画像=こごみ、トリップノートより引用)

筆者は眺めが良さそうなAコースを歩きました。途中梅だけでなく、いろんな植物を見ながらの散策です。一方Bコースは雑木林の中を歩いたり、急勾配にチャレンジしたりしながらの梅鑑賞のようで、そちらもおもろそうですね。

散策終了地点にはビニールハウス

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(画像=こごみ、トリップノートより引用)
【和歌山】南部梅林で冬のハイキング!限定とろとろ「いももち」食べ歩き1.jpg
(画像=こごみ、トリップノートより引用)

梅林から下りていくと、ビニールハウスの中に梅干しがいっぱい並んでいました。すごい数の梅干しを、見ているだけでも酸っぱくなってきますね。