ドンヒョク監督はイカゲームについても、「とても体力を使うゲームです。毎回、誰かがケガをしたり、服が破れたり、泣いたりしていました」と語り、「だから、いつも最後にやるゲームだったんです」と振り返った。

そして「イカゲーム」のストーリーを思いついたきっかけについては、「成長するにつれて、ふと思ったんです。『もし今、あのころやっていたゲームをやってみたらどんな感じだろう?』って。そこから、物語全体のアイデアが浮かんできました」と明かす。

一見残酷だと思われる「イカゲーム」のストーリーだが、ドンヒョク監督はこの作品が現代の「競争社会」を反映させたものだと語る。「これは負け犬たちの物語なのです」と語ったドンヒョク監督は、「勝者がのし上がっていく中で、彼らは毎日のように困難に挑みながらも、取り残されている」と続けた。

またドンヒョク監督はこの作品を制作するにあたり、ストレスで歯が6本抜けてしまったことも明かしている。

「脚本、プロデュース、監督、すべてを1人でやるのはなかなか大変な作業でした。シーズン2も同じことをやると思うと、個人的にはかなり心配ですね」と語ったドンヒョク監督は、「(シーズン2について)今言えることは何もありません。しかし多くの人々が待ち望んでくださっているということは十分に理解していますよ」と語っていた。


提供・tvgroove



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