【2】翡翠宮(ヒスイキュウ)
新宿から歩いて約10分、東京都庁の目の前に位置する高級ホテル「ハイアットリージェンシーホテル」。エントランスロビーには、高い天井から釣り下がる、煌めきのシャンデリアがラグジュアリーな空間を演出してくれています。このエントランスの一つ下のフロアに、洗練された北京・上海料理が楽しめる、中国料理の名店「翡翠宮」があります。
「翡翠宮」一筋30年という調理長が作る、宮廷料理の伝統を受け継ぐ北京・上海料理の奥深く革新的な料理の数々。その料理に魅了されて訪れるリピーターも多いのも納得です。また、「翡翠宮」に受け継がれているスープは常に5種類以上ストックされており、様々な料理のベースに使用されています。
大きなガラス窓から光が差し込む、広い店内の客席のテーブルの上には、食事の際に外すマスクを入れるための紙製マスク入れも置かれています。座席と座席の空間もしっかりキープされ、無料でサーブされるジャスミンティーは、何度でもスタッフさんが注ぎにやってきてくれます。店内で快適に過ごすためのサービスも行き届いており、記憶に残るひと時を過ごせるレストランです。
ランチのおすすめコース【飲茶ランチセット「黄河」】
今回ご紹介するのは、土・日・祝日のみ提供されている、上品な飲茶が8品も食べられる、お得なランチコース【飲茶ランチセット「黄河」】3,509円(税込)。1品の量は少なめですが、どれを食べても絶品で、最後には大満足できるコースです。
まず始めの小菜は「くらげと胡瓜の酢の物」。太くてコリコリのくらげは食べ応え抜群です。そのあとに出される「スープ」は、出汁を効かせた控えめな味で食欲が刺激されます。
甘酸っぱい赤いソースの上にのった「揚げワンタン」と一口サイズの「大根餅」は、盛り付けも美しく、少量ですがしっかりした味付け。シャキッとした食感と塩加減が絶妙な「青菜と湯葉の干し貝柱炒め」は、貝柱の出汁も優しい感じで、何杯でも飲めそうな上品な味わいです。
次に出されるのは、2段のセイロで、上段には「小籠包、海老餃子、豚肉と野菜入り小饅頭」と下段には「豚肉のトーチ蒸し」が入っています。
点心たちは小さめの可愛い一口サイズ。旨味たっぷりのスープが入った、皮はもっちりでやや厚めの「小籠包」や、もちもちプリプリの海老餃子など、もっともっと食べたくなってしまいそう。
7サーブ目に出される料理は、「焼きビーフン」か「海老とレタスの炒飯」のどちらかを選べます。炒飯は、ディンタイフォンの炒飯と比べると、濃いめの味付けで、これ一品だけでも満足できそうです。
デザートの揚げドーナッツは、めずらしいライチ紅茶風味。口に入れるとライチの風味が広がり、さっぱりしていて全然脂っこくないので、何個でも食べられてしまいそう。自家製杏仁豆腐も、滑らかで口の中で溶けてしまうテクスチャーで、量もしっかりあるので大満足のデザートです。
最後のデザートが美味しいと、コース全体の満足感が全然違いますね。ぜひ一度味わっていただきたい、上品で味わい深い飲茶ランチコースです。
この記事を書いたトラベルライターから一言
いかがでしたか。どちらも甲乙つけ難い素敵なレストランですが、ご家族やご友人とカジュアルに飲茶を楽しみたいなら「鼎泰豐」、お祝い事や記念日などに、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり飲茶を味わいたいなら「翡翠宮」がおすすめです。「翡翠宮」を訪問される際は、「ハイアットリージェンシーホテル」エントランスロビーのシャンデリアもお見逃しなく。(bluemoon)
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