【5】おかめ納豆(タカノフーズ株式会社)/小美玉市
「おかめ納豆」は、全国的にも知名度の高い納豆メーカー「タカノフーズ株式会社」が製造販売する納豆です。スーパーでも日常的に見かけているのではないでしょうか。
1932年、現在の小美玉市で創業しました。今も本社は小美玉市にあり、工場見学ツアー(写真撮影不可)も随時開催しています。ツアーの様子や申し込み方法は、以下の関連記事でご紹介中です。
本社では、売店で納豆を買えるのはもちろん、オリジナルの可愛らしいグッズも手に入ります。「納豆博物館」も併設されており、納豆に詳しくなれる施設が整っています。
【6】ひげたの納豆(ひげた食品株式会社)/土浦市
ひげたの納豆は、1969年創業の「ひげた食品株式会社」が製造販売する納豆です。国産大豆にこだわりっており、タレ・からしは化学調味料、合成着色料、保存料不使用で、ダシの自然な香りが絶妙です。
パッケージのデザインがすべてスタイリッシュなところが印象的です。納豆をお洒落に見せる工夫を感じられて、ギフトに選びたくなります。
「実花(じづか)」は、茨城県産小粒大豆を使った最もオーソドックスな商品で、パックとわら納豆があります。商品全体をとおして言えることですが、食感がシャリシャリしていて、独特の美味しさが際立ちます。
「大粒」は歯ごたえ抜群で、ご飯にのせるよりそのままおかずにしたくなる商品です。「ひきわり」は自社焙煎だそうで、柔らかな食感のなかに、ザラザラした舌触りも感じます。
本社でも納豆は買えるそうですが、お店にはなっていないそうです。筆者は、ポケットファームどきどき牛久店で購入しました。
また、ひげた食品では納豆の製造を請け負うこともあるようです。例えば、境町(さかいまち)にある道の駅さかいで販売されていた納豆、「里のほほえみ」を作っているのはひげたさんです。
パックとわら納豆を頂きましたが、特に大粒のわら納豆というのは珍しく、特徴的です。水分バランスが調度よく、ほどよい食感になっています。
【7】やさと納豆(JAやさと)/石岡市
「やさと納豆」は、「JAやさと」が製造販売する納豆です。地元の生産者が作った大豆を原料にし、JAやさとの直営工場で加工されるため、とりわけ地域に根差した納豆と言えるでしょう。
赤い太陽のパッケージは通常の小粒納豆で、黄色い太陽のパッケージはひきわり納豆になっています。蓋を含め紙パックなので、環境に優しいです。
小粒納豆は、硬過ぎず柔らかすぎず、食べやすいです。ひきわり納豆は、歯ごたえがあって食感が楽しめます。硬めの納豆が好きな方はひきわりが良いかもしれません。
やさと納豆は、JAやさと産直課(納豆工場併設)で買えます。ただし、ひきわりはいつもある訳ではないそうなので、訪問時に用意があるか尋ねてみる必要があります。
【8】しもつま納豆・福よ来い(道の駅しもつま)/下妻市
「しもつま納豆・福よ来い」は、「道の駅しもつま」が製造販売する納豆です。下妻産地大豆を100%使用した、地産地消の納豆となっています。道の駅しもつまは、全国的にも珍しい納豆工場のある道の駅で、曜日によってはガラス越しの見学も可能です。
「徳用納豆」は、大きなパックに信じられない量の納豆が詰まった商品です。何日かに分けて頂きます。普通のパックと比較するとその大きさが伝わるでしょうか。粘り気は少なく、おかずのように食べられます。
「昆布入り」は、納豆に昆布が混ざったヘルシーな商品です。昆布感は強くはありませんが、磯の香りが漂い、珍しさが楽しめます。
しもつま納豆は、道の駅しもつまで買えますが、筆者は今回道の駅さかいで調達しました。