小田原は都内から電車で気軽に足を延ばせる観光スポット。小田原城が有名ですが、じつはほかにもたくさんの魅力が詰まった街なんです。目の前に青い海が広がるフォトジェニックな「根府川(ねぶかわ)駅」と地元グルメを満喫する日帰りレンタサイクル旅をご紹介します。
「海の見える無人駅」と「小田原グルメ食べ歩き」どちらも楽しむならレンタサイクルがおすすめ!
神奈川県小田原市は、都内から電車で約2時間。アクセスがいいので、日帰りでも十分楽しむことができるスポットです。歴史スポットなど、見どころはたくさんありますが、今回の小田原日帰り旅の目的は、ふたつ。
ひとつは、JR東海道線沿いにある「根府川駅」を訪れること。すぐ目の前に青い海が広がり、本当は内緒にしておきたいくらい素敵な佇まいの駅です。
そしてふたつめは、「小田原の地元グルメをあれこれ楽しもう!」というもの。本記事で紹介するエリアは、旅の起点となる「JR小田原駅」から、「早川駅」、「根府川駅」と隣り合う3つの駅にまたがっています。電車でその都度下車するという方法もありますが、フットワークの軽さで選ぶならレンタサイクルがおすすめ!自由自在に足を延ばせて、疲れ知らずの電動自転車が大活躍してくれます♪
一日の流れ
これからご紹介する1日の流れをざっくりまとめると、以下のようになります。
【11:00】 「小田原漁港」周辺でランチ
【12:15】 「漁港の駅 TOTOCO小田原」でスイーツ休憩
【13:45】 海の見える無人駅「根府川駅」へ
【15:00】 「小田原かまぼこ通り」で食べ歩きかまぼこ
【16:00】 レンタサイクルを返却
【16:15】 「ミナカ小田原」で街歩き&食べ歩き
それでは早速、小田原のレンタサイクル日帰り旅を始めましょう。
【10:30】「ぐるりん小田原」でレンタサイクルを借りよう
レンタサイクルは、JR小田原駅東口近くにある「おだわら市民交流センターUMECO」の「小田原駅東口駐車場」で借りることができます。「ぐるりん小田原」というのぼりが目印。
普通自転車(¥500/1回)か電動アシスト付自転車(¥1,000/1回)から選んでくださいね。今回は移動範囲が広く山道も走るので、電動アシスト付自転車を借りました。こちらは16:30までの営業なので、30分前くらいを目安に返却しましょう。
①早川臨時観光案内所(小田原駅隣「早川駅」そば)
年末年始を除く土日祝日のみ営業/電動自転車の貸し出し
②小田原市観光交流センター(「小田原城址公園」そば)
電動自転車のほかクロスバイクの貸し出しもあり
※詳細はこちらをご覧ください
【11:00】 小田原漁港の「かご平」でランチタイム
相模湾の豊富な魚介類が水揚げされる小田原漁港。なかでもアジが有名で、「アジのたたき」は小田原の漁師料理が発祥なのだとか。漁港周辺には、新鮮な海の幸を楽しめる店が軒を連ねています。
筆者がいただいたこちら「かご平」の「アジフライ刺身2点盛り定食(税込¥1,300)」。アジフライといえば三角形のイメージでしたが、イカフライのような形をしており、一口食べるとサクサクふわふわ!これが魚なの?と驚きました。今までのアジフライの印象ががらりと変わるかも?
【12:15】「漁港の駅 TOTOCO小田原」でスイーツ休憩
小田原周辺の魚介類や農産物、お土産などを買うことができる「漁港の駅 TOTOCO小田原」。多彩な商品のラインナップは見ているだけで楽しくなります。このエリアの特産品である柑橘類はもちろん、ちょっと珍しいところでは鹿や猪の肉もおいてありました。買って帰って、おうちジビエにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
そんな中、食後のデザート休憩におすすめなのが、1階に2021年7月にオープンした「小田原漁港プリン」。可愛らしい魚をモチーフにしたプリンが人気の店です。
筆者が注文したのは「レモンソフト(税込¥420)」。シーズン中は小田原産のレモンが使用されており、最中のトッピングをお好みで4種類(ほたて・小田原城・さくらは+¥50、おさかなは+¥80)から選べるのが楽しい!地元の最中専門店「小田原種秀」のこだわり最中を使用しています。
小田原城をトッピングしたら、こんなにシュールな可愛さになりました♪ レモンの香りとほのかな苦味、そしてさっぱりとした後味の爽やかソフトをぜひどうぞ。