面白いイギリスのことわざ

イギリスの有名なことわざをご紹介!人生や恋愛など使いたくなるものを集めました
(画像=pixabay.com Folkより引用)

紳士の国として知られるイギリスですが、ユーモアのきいた面白いことわざや言い回しがある国としても有名です。ここからは、イギリスならではの面白いことわざを4つ紹介します。

日本人とは異なる感覚をもったイギリス人のことわざに、何か気づかされることがあるかもしれません。なんだか元気が出ないとき、物事がうまく進んでいかないときは面白いことわざを唱えて、気分をリフレッシュさせてみてください。

イギリス文化を感じられる面白いことわざ


don’t look a gift horse in the mouth.

無料でもらった馬の口の中を見るな


意訳すると「もらい物のあらを探すな」という意味だそうです。イギリスで昔から盛んに行われていた馬の売買が感じられる面白いことわざ。馬の年齢は歯でわかるそうで、昔は馬の売買の際に口の中を確認していました。でも、無料で馬をもらうなら話は別。

こちらで言われているように人からもらったものには感謝をして、あら探しをしないように気をつけたいところです。もし欠点が見えたとしても、口に出さないようにしましょう。マナーを大事にするイギリスの文化が感じられますね。

歴史を感じられる面白いことわざ


Good wine needs no bush.

良いワインにはツタはいらない


例文を少し意訳すると、「よい商品には広告や宣伝は必要ない」という意味になります。昔のイギリスでは、ワインが飲める旅館や飲食店の店先にツタの枝を下げていたそうです。看板を下げていなくても、美味しいお酒があれば自然と人は集まってきていたのだとか。

イギリスはワイン産業の発展に重要な役割を果たしてきた国で、首都ロンドンには世界最大のワイン教育機関の本部もあります。ワインにまつわることわざは、イギリスらしいと言えるでしょう。

友を作る方法を説いたイギリスのことわざ


Wear a smile and have friends; wear a scowl and have wrinkles.

微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができる。


イギリスの有名作家であるジョージ・エリオットが残した面白い言葉です。いつも笑顔を絶やさない人の周りにはすぐにたくさんの人が集まり、友達もできます。反対に、しかめっ面をしている人の近くには人は集まらず、ただ顔にしわができてしまうだけ。

言葉の通りなのですが、後半の部分は現実味があって妙に納得してしまいますよね。友達を作りたいときや人に恵まれたいときには、笑顔を心掛けて幸せな空気を漂わせましょう。

イギリス人らしい面白いことわざ


Never judge a book by its cover.

表紙で本を判断しない。


表紙が立派でも中身がつまらなかったり、反対に表紙は簡素でも内容が充実していたりと、本は読んでみないとわかりません。「人を見かけで判断しない」という日本のことわざに似ていますよね。

日本のように「人」と言わずに、「本」に例えるところに読書好きで有名なイギリス人の国民性が表れていますね。

何事も見ただけで決めようとせず、しっかりと中身を見極めたいところですよね。初めて会う人と話すときは、その人の人間性をきちんと知れるようにコミュニケーションをとってみましょう。

イギリスの有名なことわざまとめ

イギリスの有名なことわざはイギリスの歴史や文化に沿ったものがたくさん残されています。イギリス人らしいユーモアがきいているものもあり、読むと楽しい気分になれましたね。

普段なかなかイギリスのことわざに触れる機会がない方も、さまざまなイギリスのことわざを調べてみると、英語や異文化の勉強にもなるのでおすすめです。

ぜひお気に入りのイギリスのことわざを見つけて、日々の生活をより素敵なものにしてみてくださいね。

提供・Folk



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