【見どころ3】自然と歴史を体感できる「万葉公園」

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(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

温泉やグルメとあわせて見逃せないのが、万葉公園内の散策です。明治時代、この付近には日本の窯業界(ようぎょうかい)の発展に貢献した実業家・大倉孫兵衛(おおくらまごべい)の別荘があり、療養しながら自然を生かした庭園を造りました。日露戦争後には、傷を負った兵士たちが散策できるように庭園を解放。その後、公園として整備されました。

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(画像=サトホーク 熊野神社、トリップノートより引用)

園内は、森林だけではなく、いくつかの神社が建立されています。玄関テラスから少し歩いたところにある「熊野神社」は、江戸時代後期、紀伊(現在の和歌山県)の熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)から勧請した神社といわれており、古くから健康を守る温泉の神様として信仰を集めています。

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(画像=サトホーク、トリップノートより引用)

また、境内にある手水舎は温泉の源泉を使っています。ナトリウムやカルシウムが含まれている塩化物・硫酸塩温泉で、鎮静効果や美肌効果に効能があるといわれています。

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(画像=サトホーク 独歩の碑、トリップノートより引用)

あわせてチェックしたいのが、公園内にある歌碑。約1300年前の『万葉集』に湯河原の温泉が詠われていることから、玄関テラスの近くに『万葉集』の歌碑が設置されています。このほかにも明治時代には多くの政治家や文人墨客が療養に訪れたこともあり、随筆『武蔵野』で有名な国木田独歩(くにきだどっぽ)や、歌人・佐々木信綱(ささきのぶつな)の歌碑もあります。

この記事を書いたトラベルライターから一言

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(画像=サトホーク JR湯河原駅、トリップノートより引用)

約2年ぶりに訪れた湯河原。街並みは変わってないものの、湯河原温泉の玄関口である万葉公園でオシャレな日帰り温泉施設がオープンしたのは驚きました。この他にも、湯河原には不動滝(ふどうたき)や菓子メーカー「ちぼり」の工場、人気のラーメン店など、見どころがたくさんあります。あわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(サトホーク)


提供・トリップノート

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