「チームラボ」や「チームラボボーダレス」の解説と、有名作品&2021年の最新作品「運動の森」と「光の彫刻空間」などをご紹介します。また、チームラボボーダレスの「隠し部屋」も必見です。
チームラボとは
「チームラボ/teamLab」とは、東京都千代田区に本社がある、デジタルコンテンツ制作会社です。デジタル技術を駆使した「デジタルアート」の制作で知られています。「国際的な学際的集団」「自分と世界との関係と新たな認識を模索」といったことを掲げている組織で、アーティストの集団としても認識されています。
ちなみに「Lab/ラボ」とは「Laboratory/ラボラトリー」の略で、「研究室」「実験室」といった意味があります。
チームラボが東京で展開する代表的な展示は3つ デジタルコンテンツ制作会社「チームラボ」の展示は、実は世界中にあるのですが、もっとも有名なのが東京にある3つの常設展示です。
- お台場「チームラボボーダレス」(会期:2018.6.21~2022.8.31)
- 豊洲「チームラボプレネッツ」(会期:2018年7月7日~2022年末)
- けやき坂下「チームラボリコネクト」(会期:2021.3.22~11.23)
世界中&日本各地にある常設展示
東京の3つの代表施設以外にも、チームラボの展示は世界中にあります。詳しくはこちらをご覧ください。
またチームラボの展示一覧に発表されていない作品も存在し、飲食店に展示されているケースもあります。有名なのが、京都のビーガンレストラン「Vegan Ramen UZU KYOTO」で、店舗設計やロゴデザインをチームラボが手がけており、チームラボの裏展示のひとつと言えます。
チームラボボーダレス
チームラボの常設展のなかで最も有名なのが、お台場にある「チームラボボーダレス/teamLab Borderless」です。とてつもなく広い暗室(10,000㎡)で、延々と映像作品が展示されています。
テーマは「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」というもので、公式の説明にも「地図のないミュージアム」とあります。
チームラボボーダレスの作品の中で最も有名なものが「人々のための岩に憑依する滝/Universe of Water Particles on a Rock where People Gather」です。有名すぎて、チームラボの代表作のように考えられています。
2021年に話題となった作品「運動の森」と「光の彫刻空間」
2021年に話題となった作品を2つご紹介しましょう。リニューアルされた「運動の森」と、新作の「光の彫刻空間」です。
「運動の森」では、重力に逆らったような動きをする様々な光の物体に囲まれたり、3Dボルダリングができたりと、体を動かしながらチームラボの空間を楽しむことができます。
また、「光の彫刻空間」は以下にある13の作品を鑑賞できます。13の音楽に合わせて光が動く仕組みで、コンサートを照明メインで楽しむような空間となっています。