わが子が幼稚園や小学校にあがると、ママも定期的に自分の時間を持ちやすくなります。
「そろそろ子どもが園に通うし、幼稚園に入ったら仕事をしたいな…」
「小学校に子どもが行き始めたら、パート先を探そう」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく手に入れた自分の時間。有効に活用できたらいいですよね。
お仕事をはじめてみようかな?と考えているみなさんに、パート探しのコツと、実際に働くママの例をご紹介します!
子どもが幼稚園に行き始めた。主婦の毎日はどうなる?
2人目、3人目の入園なら慣れたものかもしれませんが、第1子である長女・長男の場合、はじめての経験なだけに、家族にとって大きなイベント!
特にママは、入園準備に追われてバタバタの毎日になることも珍しくありません。
入園式が終わり、さあ一息……と思っても、すぐにゆっくりとはいかないのが、入園時。
わが子が幼稚園になじめているか、お友達と仲良くやっているか……。などなど、心配はつきません。
お迎えの時間には子どもだけでなく親まで涙ぐんでしまうなんて光景も。
そんな激動の生活に落ち着きが見られるようになるのは、5月の連休が明けた頃からです。
最初の数週間は、幼稚園生活に慣らす目的もあり、お昼前に終わるのが一般的です。
なので、子どもを送った!と思ったら、すぐにお迎え時間となり、家事をこなしているうちに1人時間が終わってしまうからです。
子どもも親も幼稚園に慣れ、給食やお弁当が始まり、帰宅時間が午後の2~3時頃になってくると、空いた時間を有効利用したい、と考える余裕も生まれてきます。
とはいえ、幼稚園の場合は預かり保育を利用しない限りフルタイムで働くのは難しいのが現実。
まずは、1日あたり3〜4時間程度の短時間で仕事を、と考えるなら、十分な時間といえるでしょう。
幼児以上児童未満、小学校低学年を持つママさんの1日
幼稚園の間は家にいて、子どもが小学校に上がったら働きたいと思っている主婦の方も多いですよね。
小学校と幼稚園の1日の生活はどう違うのでしょうか。
子どもが小学生になった途端、ママの一人時間が劇的に増えるかといえば、残念ながらそうはいかないのが現状のようです。
幼稚園の場合、子どもが登園している時間は、朝の8時過ぎ〜午後2時くらいまでのおよそ6時間です。
一方、小学校低学年のケースで見ると、朝の8時頃登校し、午後の2〜4時頃に帰宅という感じになります。
入学したては午前中終わりも多く、2学期ころからようやく落ち着いてきます。
幼稚園と違い、送り迎えの必要がなくなるのは、ママにとってはありがたいところですね。
パッと見、幼稚園に比べ小学校の方がママの1人時間に余裕ができそうに感じますが、小学校は、時間割が4時間で終わる日から6時間目まである日もあり、帰宅時間が曜日によってバラバラなのが難点。
さらに、始業時期や学期末などは、学校行事が入るため、午前中で授業が終了する日が、3~4日は入ってきます。
そのため、むしろ幼稚園時代よりもイレギュラーに感じることも。これが小1の壁といわれる理由です。
延長保育や学童を有効利用しよう
以上を見てみると、幼稚園も小学校も、子どもの不在時間はだいたい朝の8時頃から2時ごろになると言えそうです。
小学校も高学年になり、部活動や塾が入ってくると自分で帰宅・外出ができるようになり、不在時間は伸びていきます。
ただ、せっかく働きたいと言う気持ちのあるのなら、子どもが高学年になるまで待っているのはもったいない!
そんな時は、次の2つの方法を考えてみましょう。
その1 子どもがほぼ確実に不在の時間帯のみ、短時間のパートに出る
その2 延長保育や学童を利用する
子どもの帰宅時間が毎日同じ時間で固定された方がスケジュールを組みやすい、と考えるならおすすめは「その2」です。
延長保育や学童は他の学年との交流もできるので子どもにとっても、社交性が増し実際にお友達も増えるメリットもあります。
とはいえ、小学校低学年のうちは帰宅する子どもを迎えたい、ということであれば、短時間のパートを探してみましょう。
選択肢は限られてしまいますが、カフェや飲食店などは、午前中からランチタイムだけの勤務でも歓迎してくれるところは少なくありません。
主婦に人気の「午前中だけ」のパートってどんな仕事があるの?
「毎日少しでもいいから家事と育児に影響の出ない範囲で働きたい!」
そう考えている主婦にオススメなのが、午前中のお仕事。
学生さんやダブルワークを狙う社会人が働けない時間帯なので、意外と狙い目!
思ったよりも種類が豊富で、家の近くでできるお仕事があったり、職種によっては高時給な案件もありますよ♪
•午前中パートのメリット・デメリット
メリット
・子どもが帰宅する前に帰れる。
・残業しても帰宅は13時。昼食代もかからない。
デメリット
・朝、子どもを見送る前に自分が出勤になる場合がある。
・午前中は希望が多くてシフトがすぐ埋まってしまう。
ただし、デメリットも「午前中だけ働く」というメリットを打ち消すほどの悪い点ではないようです。
午前中だけのパートを探すには、「勤務時間」をきっちり指定できるサイトを活用しましょう。
時間指定ができるしゅふJOBや、「早朝、朝から」を検索できるタウンワークなどが便利です。
コールセンターやお弁当などの製造業、配送や販売のほか、営業事務などの仕事があります。
午前中だけのお仕事は、主婦パートならではの働き方。
思ったより職種も件数も豊富ですから、ご近所から働いてみてはいかがでしょうか?
小1の壁をスムーズに乗り越えたい! 今どきの学童保育
働くママにとって、悩ましいのが保育園卒業後の子どもの預け先。
小学生とはいえ低学年では一日お留守番させるわけにもいかない……
そんなときに欠かせないのが学童保育です。
学童保育とは、主に放課後、親が仕事などで不在の時間に子どもを預かるための施設です。
「学童」と一括して称されることが多いのですが「放課後児童クラブ」や「学童クラブ」など、名称は地域によっていろいろ。
学童には、公立と民間があるので簡単に違いをご紹介します。
•公立
保育日‥平日学校のある日、土曜日、春・夏・冬休みの平日。
保育時間‥放課後~18時もしくは19時、夏・冬休み中は朝8:30から。
平均利用金額‥4,000~6,000円(おやつ代込み)
•民間
保育日‥休日は年末年始のみなど、施設による。
保育時間‥朝7時~夜21時などさまざま。
基本料金‥平均月額1万円前後。利用日数や食事、送迎、学習などによっては5万円以上の高額になることも。
民間は高額ですが、習い事と併設だったり食事が出たり、働くママにとってありがたいサービスが満載。
フル活用して乗り切るなら民間、そうでなければ公立がおすすめです。
まとめ
このように、子どもが幼稚園や小学校に上がると今まで主婦だったお母さんも、だんだん自由に使うことができる時間が増えていくようになります。
ただし幼稚園も小学校も、子どもの生活時間帯に大きな差はありません。
ですから空き時間にパートのお仕事をしたいと思ったら、子どもの年齢や復職の時期にこだわらず、自分のタイミングで働きに出ることをおすすめします。
行事や急な病気で休むなど、子どもに合わせなければいけないのは園ママ・小学生ママも同じこと。
いずれ働き始めたいと思っているのであれば、なるべくブランク期間を少なくしておくことも、子育てが一段落したらフルタイムで、と考えているママにとっては有利になることもあります。
筆者の個人的な感想も含みますが、仕事をしていると家庭では得られない刺激もあります。
久しぶりのヒールに緊張したり、お給料日を心待ちにしたり、独身時代と違うのは、仕事終わりに子どもに会えるのがとても嬉しいということでしょうか。
仕事と家庭、居場所が複数あると生活にメリハリも出やるいもの。意外といいことがたくさん!
最初の一歩は、お休み相談がしやすい職場がおすすめです。まとめておいたのでよろしければご活用ください。
提供・しゅふJOBナビ
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