下半身を効果的にトレーニングできるヒンズースクワットですが、スクワットとどう違いかご存知でしょうか。そこで今回は、スクワットとヒンズースクワットの違いやヒンズースクワットのやり方や注意点、正しいフォームや効果やメリットなどをご紹介します。

ヒンズースクワットとは?

ヒンズースクワットとはスクワットから派生したトレーニング方法

スクワットとヒンズースクワットの違いは?注意点ややり方・フォーム・メリットを紹介
(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとは、トレーニング方法の基本と三大トレーニング法の一つであるスクワットから派生したトレーニング方法です。

スクワットから派生したトレーニング方法には、ワイドスクワットやフロントスクワットなどその多くの名前に動きが反映されていますが、インド人やインドで多く信仰されている宗教の名前が使われているヒンズースクワットは、インド人のレスラーがトレーニング方法として行っていたことが由来しているといわれています。

ヒンズースクワットで鍛えられる主な筋肉は太ももにある大腿四頭筋

スクワットとヒンズースクワットの違いは?注意点ややり方・フォーム・メリットを紹介
(画像=Photo by Mario Antonio Pena Zapatería、BELCYより引用)

ヒンズースクワットで鍛えられる主な筋肉は、太ももにある大腿四頭筋です。大腿四頭筋と一口にいっても大腿四頭筋は、大腿直筋と外側広筋と中間広筋と内側広筋の4つの筋肉で構成されているため、ヒンズースクワットではこの4つの筋肉への効果が期待できます。

また、ヒンズースクワットは膝を曲げたり伸ばしたりして行うトレーニング方法ですので大腿四頭筋以外にも、大殿筋や中殿筋や下腿三頭筋など 下半身を中心とした筋肉への効果が期待できます。

ヒンズースクワットとスクワットの違い

ヒンズースクワットとスクワットの違い①重心の位置が違う

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとスクワットの違い1つ目は、重心の位置が違います。スクワットでは足の裏を床にキッチリとつけて行いますが、ヒンズースクワットではかかとを浮かせて行います。

したがって、スクワットでは足の裏全体に重心がかかりますが、ヒンズースクワットではつま先に重心がかかります。つまり、スクワットでは下半身中心に強い負荷をかけることになりますが、ヒンズースクワットでは下半身に適度な負荷をかけるとともに、全身に効果的に負荷をかけることが可能です。

ヒンズースクワットとスクワットの違い②バランスを取る必要があるかないか

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとスクワットの違い2つ目は、バランスを取る必要があるかないかです。スクワットでは、足の裏を床にキッチリとつけて行いますので、特にバランスを取る必要はありません。

しかし、ヒンズースクワットはかかとを浮かせて行いますのでバランスを取りながらトレーニングをする必要があります。したがって、下半身の筋力トレーニング以外にも体を支える体幹も鍛える効果が期待できるでしょう。

ヒンズースクワットとスクワットの違い③反動をつけて行うか否か

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとスクワットの違い3つ目は、反動をつけて行うか否かです。スクワットは、反動をつけずに行いますので純粋に下半身の力が必要となってきます。

一方、ヒンズースクワットは反動をつけて行いますのでスクワットより必要となる下半身の力が軽減されます。また、反動をつけることによって、体にかかる負荷もスクワットよりヒンズースクワットの方が軽くなりますので筋力の弱い女性にもおすすめです。

ヒンズースクワットとスクワットの違い④負荷を増やせるか増やせないか

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとスクワットの違い4つ目は、負荷を増やせるか増やせないかです。スクワットは、足の裏をキッチリとつけて行いますので、バーベルなどを持ちながら行うことによって負荷を増やすことが簡単に行えます。

一方、ヒンズースクワットはかかとを浮かせて行いますのでスクワットに比べると少しバランスを取るのが難しくなります。したがって、バーベルなどで負荷をかけられるまで時間がかかることがあるでしょう。

ヒンズースクワットとスクワットの違い⑤筋肉痛になる部分が異なる

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットとスクワットの違い5つ目は、筋肉痛になる部分が異なることです。スクワットを行った後は、お尻や太ももといった下半身を中心に筋肉痛になります。一方、ヒンズースクワットを行った後は、お尻や太もも以外にもつま先立ちで行うため、ふくらはぎやお腹や背中なども筋肉痛になることが多いでしょう。

今回はヒンズースクワットについてご紹介しますが、違いを知っていくうちにスクワットについて知りたくなった方もいるのではないでしょうか。

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット①太ももを引き締める効果

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット1つ目は、太ももを引き締める効果です。ヒンズースクワットは、膝を曲げたり伸ばしたりして行うトレーニングです。したがって、主に太ももの裏表の筋肉を使います。このため、自然な形で太ももを引き締める効果が期待できます。

ヒンズースクワット以外にも、太ももを引き締める方法はあります。

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット②高いカロリーを消費できる

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ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット2つ目は、高いカロリーを消費できることです。ヒンズースクワットでは、お尻や太ももやふくらはぎといった、下半身の大きな筋肉を動かします。したがって、高いウカロリーを消費し、ダイエット効果も期待できるでしょう。

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット③ヒップアップする

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ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット3つ目は、ヒップアップするメリットです。膝を曲げたり伸ばしたりすることに気をとられがちなヒンズースクワットですが、キチンと意識をすればお尻の筋肉も効果的に使うことができます。そうすると、自然にお尻が引き締められヒップアップするメリットも期待できるでしょう。

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット④体幹が鍛えられる効果

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ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット4つ目は、体幹が鍛えられる効果です。ヒンズースクワットは、かかとを浮かせてつま先に重心をかけて行いますので不安定な姿勢になります。したがって、体を支えるインナーマッスルに働きかけ、体幹が鍛えられることが期待できるでしょう。

ヒンズースクワットで期待できる効果やメリット⑤血行が良くなる

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットで期待できる効果やっメリット5つ目は、血行が良くなるメリットです。ヒンズースクワットで使われるふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれています。したがって、血行が良くなり、むくみなどが解消される効果も期待できるでしょう。

ヒンズースクワットの正しいフォーム

ヒンズースクワットの正しいフォーム①足は肩幅ほどに開いておく

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットの正しいフォーム1つ目は、足は肩幅ほどに開いておくことです。ヒンズースクワットは、つま先に重心をおきますのでバランスを取ることが重要になってきます。したがって、平らな場所で立ちやすい肩幅ほどに足を開いておくことをおすすめします。

ヒンズースクワットの正しいフォーム②背筋は伸ばし真っ直ぐに立つ

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットの正しいフォーム2つ目は、背筋は伸ばし真っ直ぐに立つことです。膝を曲げたり伸ばしたりするとなると前かがみになりがちですが、背筋は真っ直ぐに保つようにしましょう。

ヒンズースクワットの正しいフォーム③腕は胸の高さまで上げ前に伸ばす

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットの正しいフォーム3つ目は、腕は胸の高さまで上げて前に伸ばすことです。腕は、バランスをとるためにも、反動をつけるときに振りやすいように高めに上げておきましょう。

ヒンズースクワットの正しいフォーム④開始すると重心をつま先におく

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(画像=『BELCY』より引用)

ヒンズースクワットの正しいフォーム4つ目は、開始すると重心はつま先におくことです。長い時間、つま先に重心をおくことは難しいですが、開始する時にはキチンと重心をつま先におきましょう。

ヒンズースクワットの正しいフォーム⑤膝を曲げるときには腕を後ろに振る

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ヒンズースクワットの正しいフォーム5つ目は、膝を曲げるときは腕を後ろに振ることです。ヒンズースクワットでは、膝を曲げるときに呼吸を吐きながら腕を後ろに振って反動をつけます。