下唇を噛む癖の心理④自分をしっかり持っている
本来悪い心理ではない?
上記の三つは「根本的には常に自分の意見をしっかりと持っている」ということを示しています。表に出るのは唇を噛む癖ですが、内心では、「自分の確固たる意見」が渦巻いています。それを上手く周囲に伝える表現力が不足しているだけなのです。
プライドとエゴのバランスが悪い?
つい唇を噛む癖が表に出てしまう人はプライドとエゴのバランスが悪いとも言えるでしょう。強いエゴはありながらも、自信や行動力を支えるプライドが低いため、つい相手や場を優先してしまっています。そのエゴを維持でも貫こうとする悪く言うと「わがままな人」の方が、そういったストレスは少ないでしょう。
わがままになれないストレス
決して「わがまま推し」をしているわけではありませんが…自分の心に向き合って行動する、ということは、そういったエゴやプライドを大事にして、社会と折り合いをつけるということでもあります。唇を噛む癖を持つ人は、ほとんどの人がその折り合いが苦手な人のようです。
POINT
唇を噛む癖を持つ人の心理④
根は自分をしっかりと持った努力家
理由を突き止めて打倒ストレス!心理的圧迫の対策
心理的圧迫の対策①我慢するポイントをしぼる
社会で生きている限り、面倒なことはたくさんあり誰もが大なり小なり我慢して生きています。どんなに「好き勝手やってるように見えるわがままな人」でも、その人なりに我慢はしています。言い換えるなら、人生は我慢の連続です。にも関わらずこれを過大なストレスに感じる人と、特にストレスになっていない人がいますよね?
もしかしたら「あの人には辛いことなんてないんだ」と感じる時もあるかもしれませんが、それは過ちです。「あの人」にも間違いなく辛いことはあります。もしかしたら「あの人」は「辛いと思っている自分」を絶対に見せたくない、と思って日々生活しているだけかもしれません。
きっと我慢してるように見えない人と、我慢がストレスに直結する人の違いは「ポイント」です。我慢しなくても良いことと我慢すべきことの線引きを明確にしているのでしょうね。我慢しなくてもいいポイントで我慢してしまうことは確実にストレスになります。時には自分優先にして「ノー」をいうことも必要なのですね。
POINT
ノーと言える日本人に
それには状況分析や相手との信頼も関わってきます。まずは「適切な線」を引くポイントを見つけましょう
心理的圧迫の対策②自己評価と他己評価を冷静に
一言にストレスといっても、迷路のように入り組んでいますが、やはり根本的には「欲求不満」によるものだと思います。「こんなはずじゃなかった」「もっとこうしたいのに」という「自分の望みが叶えられていない場合」にストレスを感じるのが多いのではないでしょうか?
その時を詳しく分析すると、概ね「自分への評価と他人からの評価」があまり一致していないと思います。自己評価は高いのに他己評価は低い、またはその逆、という状況が多いはずです。多分ストレスに強い人はこの評価も自分で一線を引いています。
つまり「これに関しては自己評価の方が大事」など、時と場合によって「気にする評価」を変えているように思えます。もし自己評価を優先した時、仮に他己評価が低くても、その人は納得するでしょう。「今はこれでよし」と。誰でも評価はされたいものですが、「いつ?誰から?」で、その評価の意味は変わってくるでしょう。
POINT
他人の目を気にしない勇気と覚悟も必要
時には「自分さえよければいい」というタフなメンタルも必要です。でも他人を傷つける「自分優先」はいけません
心理的圧迫の対策③発散方法を見つける
もちろんメンタルだけでは補えず、蓄積されるストレスもあるでしょう。そんな時はやはり発散するしかありません。この発散方法だけは、やはり個人で見つけるしかありません。完全に個人趣向ですから、どんなに世間で良いと言われているものでも、興味がなければ全く役には立ちません。
と言われても何をしたらいいか自分でも分からない…という人いるでしょう。そんな人には「逆算方法」がおススメです。やりたいことを見つける、ではなく、嫌いなことはやらない、に思考を変えてみましょう。
何をやりたいか分からなくても、やりたくないことはすぐに思いつく、ということはかなりよくあります。そうやって「やりたくないこと」を削除して削除して、残ったこと、それが好きなことかどうかはまた別問題ですが、少なくともやりたくないことではないはずです。前向きに取り組んでみましょう。
POINT
見つからない場合は探すのではなく「捨てる」
嫌なことをやるのは、社会に出ている時だけでよいのです
唇を噛む癖の改善方法
①ストレスと向き合おう
ストレスをなくす、発散させる、以前にまずは自分が何にストレスを感じているか、探りましょう。必ず何かが心の負荷になっています。まずはその何かを明確にするのが先決です。いつどこで誰と?を自問してみましょう。それを探り当てるのは、そこまで困難ではないはずです。
当然ストレスの理由が分かった場合、どうするかが問題です。でも、実はこの時は結局は二つしか道はありません。回避か?受け止めるか?です。例えば、職場でのストレスの回避方法は「退職」しかありません。もしくは部署移動などですよね。
これは非現実的な回避方法なので、結局は「受け止める」道しか残っていません。とはいっても、本人が我慢し続けるという意味ではありません。受け止めてからどうするか、が最終的な壁です。方法はたくさんあります。ストレスの元凶と戦う、理解し合う、その場だけ我慢する、我慢して発散するなど、策を練りましょう。
POINT
ストレスの対処法は現実的に
きっと対人関係がほとんどだと思われます。その人との付き合い方が「唇を噛む癖」に直結している可能性が高いです
②自分の欲と向き合おう
欲とはだれもが持っているものです。それをきちんと受け止めて「欲がある自分」を見つめてみましょう。欲といっても物欲などの表層的な欲ではありません。例えば高価なアクセサリーが欲しいとして、それは確かに「物欲」ではありますが、その「欲」の根本は「高価なアクセサリーを身につけたい自分」です。
高価なアクセサリーはただのきっかけに過ぎません。自分の欲と向き合うということは「それを身につけたいと思っている自分」と向き合うという意味です。どうしてあなたはそのアクセサリーが欲しいのでしょう?綺麗になりたいからですか?あなたが求める美しさとは何ですか?
自分の欲を段階的に見つめると、いずれきっと本来の自分が現れるでしょう。その自分にはあまり我慢を強要しないでください。そこは他人に何を言われても譲ってはいけない一線だと思われます。これこそまさに優先すべきは自己評価、ということですね。
POINT
段階的な欲を見つめると…
どの段階で「唇を噛む」かだいたい自覚できるでしょう
まとめ
今回は唇を噛む癖をテーマに「心理的理由」とその対策を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?読んでいただけると分かる通り、その理由と原因はほぼ「ストレス」にあります。もし、唇を噛む癖を改善したい人は、そのストレスに立ち向かわなければいけません。
唇を噛む癖は、けっこう他人にも「ばれやすい癖」なので、できる限り早く対処した方がよいでしょう。
提供・BELCY
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