①軽い運動をしたときの心拍数を目安に切り上げる
体に負担をかけないためには、心拍数を上げすぎないことが大切だそう。 「自分がウォーキングなどの軽い運動をしたときの心拍数を把握しておき、それ以上に心拍数を上げないようにしましょう。スマートウォッチなどで確認しながら入り、自分の基準に達したら切り上げるのがおすすめです。もちろん、基準に達する前でも、しんどさを感じたら迷わず切り上げてください」
②サウナの中では顔をタオルで覆う
「顔は感受性が高いので、顔が直接熱気を受け続けると、ストレスを感じホルモン値の変動が大きくなりすぎる心配があります。また、顔は火照りやすいので、体が完全に温まる前にクラクラしてしまうことも。これらを防ぐために、サウナの中ではタオルなどで顔を覆いましょう」 タオルに好きな香りのアロマを吹き付けておけば、よりリラックスして過ごせます。
③水風呂はマスト
冷え性で冷水が苦手でも、サウナ後の水風呂は必ず入るべき。 「サウナから水風呂に入ると、交感神経の働きがめちゃくちゃ高まります。そもそも自律神経調節機能が弱っていることが冷えの原因なのですから、『冷えるかも』などと恐れずに入るようにしてください。極端な冷水に入る必要はなく、水温17~18℃くらいでちゃんと効果を得られます」
④外気浴はたっぷりめに
普段にない刺激を与えた体を落ち着かせるために、外気浴は欠かせません。 「『ととのう』のはここ。目安は5~10分ですが、好きなだけたっぷりと心身ともに気持ちのいい状態を楽しんでください。目をつむってゆっくり呼吸する、特にゆっくり息を吐くのがおすすめです」
⑤回数は週に2~3回で十分
サウナはハマると頻繁に入りたくなりますが、入りすぎは厳禁。 「入りすぎると確実に体に負担がかかります。毎日朝晩2回1時間ずつサウナに入った結果、7割を超える女性が月経不順になったというデータも。週に2~3回で十分な効果が得られるので、これを目安にしましょう」 いかがでしたか? 決してハードではないゆるめな入り方ですが、これでも「ととのう」ことは十分可能だそう。ストレス状態にあるほどととのいやすいそうなので、「今日はしんどいな」というときがサウナにGOのタイミング。サウナでしか味わえない快感を楽しみながら、不調を改善していきましょう。 【加藤容崇先生プロフィール】
「日本サウナ学会」の代表理事で医師の加藤容崇先生
慶應義塾大学医学部特任助教、医師。専門は癌遺伝子検査。サウナに関する研究成果を発信する団体「日本サウナ学会」の代表理事。サウナによる予防医療のほか、鍼治療など伝統的な健康習慣・医療技術の研究を第二の専門としている。医師、医学博士とプロの鍼灸師により発足した鍼によるセルフケアプロジェクト「ココハル」をリリース <取材・文/持丸千乃>
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