1日目は天文館商店街のランチからスタートして西郷隆盛銅像、旧集成館機械工場、仙巌園、城山展望台を巡り、2日目はいおワールドかごしま水族館と桜島の人気名所を巡る、1泊2日の鹿児島市内＆桜島観光プランをご紹介します。
1日目ランチ：「天文館商店街」でご当地グルメ＆白熊をいただこう
1日目の午前中に鹿児島まで移動してきたら、旅はランチからスタート！約100mのアーケードを中心とした、鹿児島随一の繁華街「天文館商店街」に並ぶお店でランチにしましょう。
なかでもご当地グルメ＆鹿児島名物「白熊」が食べられる「天文館むじゃき」や、鹿児島ラーメン専門店「鹿児島ラーメン豚とろ」などがおすすめです。
地下1階〜地上5階まで飲食店が揃う「天文館むじゃき」
いまや知名度全国区の鹿児島名物「白熊」。昭和22年（1947年）に「天文館むじゃき」で考案されたのが発祥と言われています。地下1階〜地上5階までカフェや鉄板焼き、郷土料理店、洋食などのお食事処となっており、すべてのお店で「白熊」がいただけます。
とろとろチャーシューが自慢の「鹿児島ラーメン豚とろ」
「鹿児島ラーメン豚とろ」 は、市電高見馬場駅近くにある人気の鹿児島ラーメン店。お店の名前にもあるとおり、豚の希少部位である「豚とろ」を使ったチャーシューがトロトロで、まさにとろけるような食感を味わえます。
豚骨と鶏ガラに魚系の出汁をあわせたスープと、中太ストレート麺のラーメンは絶品で、行列ができるラーメン店として知られています。
1日目午後：鹿児島市内の名所「西郷隆盛銅像」「旧集成館機械工場」「仙巌園」「城山展望台」へ
天文館商店街でのランチを終えた後、まずは約8mもの高さを誇る「西郷隆盛銅像」へ。続いて現存する最古の洋風工場建築物「旧集成館機械工場」、国の名勝「仙巌園」を見学しましょう。
その後は桜島と錦江湾、鹿児島市内を一望する「城山展望台」へ。あわせて展望台近くにある史跡「西郷洞窟」も見学してみてください。
城山を背景に佇む「西郷隆盛銅像」
鹿児島市立美術館の近くにたつ西郷隆盛銅像は、渋谷の忠犬ハチ公をつくった鹿児島市出身の彫刻家・安藤照が、8年の歳月をかけて完成させたもの。台座を含めると約8mにもなる大きな銅像で、城山を背景に堂々と立つ姿に気迫を感じます。
島津家の歴史や集成館の事業を伝える「旧集成館機械工場」
西郷隆盛銅像を見学した後に訪れるのは、「旧集成館機械工場」。薩摩藩主の島津斉彬が日本でいち早く富国強兵を実践し、その事業の中心となった工場群が集成館です。慶応元年（1865年）に建てられた機械工場は、現存する最古の洋風工場建築物。
現在は尚古集成館（しょうこしゅうせいかん）として、島津家の歴史や集成館の事業をいまに伝える博物館になっています。
世界遺産認定された史跡も残る「仙巌園」
旧集成館機械工場に続いて訪れる「仙巌園」は、万治元年（1658年）に島津家第19代当主であった光久が造った別邸。錦江湾を池に、そして桜島を築山と見立てた借景庭園で、昭和33年（1958年）に国の名勝に指定されました。
約15,000坪の園内には様々な史跡が残されており、なかでも「反射炉跡」が「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されました。
夜景スポットとしても人気の「城山展望台」
仙巌園の散策を終えたら、標高107mの小高い山の山頂にある展望台「城山展望台」へ足を伸ばしてみましょう。正面に桜島と錦江湾、眼下には鹿児島市街を一望する景色が楽しめ、夜には夜景スポットとしても人気があります。
遊歩道から歩いて行くこともできますし、シティビューなど鹿児島市内を巡る観光バスも必ずこの場所を経由するので、車がなくてもアクセスしやすい点も魅力です。
西郷と側近たちが立て籠った「西郷洞窟」
城山展望台の近くに、西南戦争で政府軍に追い詰められた西郷と側近たちが最後の5日間立てこもった「西郷洞窟」があります。洞窟の中は狭く、中に入ることはできないので、柵の外から見学しましょう。
1日目夜：鹿児島市内に宿泊しよう
城山展望台と西郷洞窟を訪れた後は、そろそろ1日目の宿へ。2日目も鹿児島市内を見学するので、そのまま鹿児島市内で宿泊するのが便利です。
鹿児島市内のホテルはビジネスホテルやシティホテルが中心ですが、一部天然温泉に入れる旅館などもあるので、予算や希望に応じて選んでみてくださいね。
