障害児保育の課題とは?
障害のある子供を預かってくれる施設は受け入れ人数や入所の条件なども厳しく、障害児保育を希望している子供全員が障害児保育を利用できているわけではありません。そのため、働きたくても働くことができないパパママも少なくないのです。障害児保育を行う施設側や保育者側それぞれ違った事情があります。これら障害児保育の課題は解決できるのでしょうか?
障害児保育の課題1:障害児のパパママが安心して働ける環境を作りたい
障害のある子供を育てているパパママは子供の日常生活をサポートしていくことが必要です。しかし、サポートが必要であるがゆえに働き続けることが難しいといった場合が少なくありません。また、子供の障害の程度によっては治療費など金銭的にも負担がかかりますが、障害のある子供を持つパパママは働きたくても子供を預かってくれる施設がないため働けないということも多く、経済面でも不安を抱えている場合が多いのです。
障害のある子供を持つパパママが安心して働ける環境を作るために、今後、障害児保育の受け入れ人数や条件が緩和されれば、障害のある子供を育てているパパママも子育てと仕事をうまく両立できるようになるかもしれませんね。
障害児保育の課題2:保育園や幼稚園の障害児の受け入れ体制を整えたい
保育園や幼稚園が障害のある子供の受け入れを増やしていくためには、園とパパママ、医療機関との連携が不可欠です。障害があると一言で言っても、知的障害なのか、視覚障害なのか、肢体不自由なのか子供によって異なります。園で障害児保育を行うには、子供の障害の症状や気を付けるべき点をきちんと保育士に共有し、通園する園の施設や体制を整えてもらう必要があります。周りに障害のある子供がいたり、障害児保育の例を見ていなければ、どのような保育をすべきなのかを保育士がすぐに理解するのは難しいでしょう。
しかし、もし保育園や幼稚園の保育者が障害児保育に関して興味や意欲があり専門的な知識を勉強していけば、保育者のスキルアップにもつながっていきます。また、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を取得することで、今後の障害児保育に役立っていくかもしれません。
まとめ:障害児保育は共働きに嬉しい施設!受け入れ条件が緩和されればパパママがより安心して働ける
障害児保育は、障害のある子供を持つパパママが子育てと仕事を両立するために必要な施設です。専門的なサポートを受けることができる障害児保育施設や、障害のない子供と同じように幼稚園や保育園に通うなど、障害児保育自体にはさまざまな種類があり、子供を預けられる制度は整っています。しかし、受け入れ人数の制限や預ける条件など、希望する誰もが安心して子供を障害児保育施設に預けることができる環境になるまでにはまだまだ課題もあります。
障害があるなしにかかわらず、すべてのパパママが安心して子供を預けることができるよう、今後、障害児保育が充実していくことを期待しましょう。
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