7.誰もが知っている『にんげんだもの』をさらに深掘り「相田みつを美術館」
東京国際フォーラムの地下1階に位置する「相田みつを美術館」は、詩人・書家である相田みつをの作品を展示する美術館。書、歌、短歌、ろうけつ染めを中心に収蔵されており、約600点以上の作品から企画展に沿ったテーマで常時約100点ほどが公開されています。
館内は“人生の2時間を過ごす場所”をコンセプトに設計。また、同氏が日々散策し続けた八幡山古墳群をイメージした館内となっています。不思議と心が落ち着くライティングや作品の前に座って鑑賞できるエリアが多数用意され、作品鑑賞に1時間、余韻に浸るのに1時間が所要時間の目安です。
展示室は全部で7エリア。エントランスを抜けた階段の上には大きな井戸があり覗いてみたり、書を描くスペースがあるなど鑑賞だけでなく体験も可能。展示室を繋ぐ通路には椅子と机があり、休憩しながら鑑賞が楽しめる工夫も。展示室ごとに壁の色も変わるため、作品の印象が来館するたびに変わる仕掛けも随所に。
なお、館内には作品と一緒に撮影できる専用スペースも用意。なお、相田みつを作品をモチーフとしたガチャカチャが人気、ぜひ来館記念に手に入れてみてはいかがでしょう。
【スポット詳細】
名称：相田みつを美術館
住所：東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム 地下1階
アクセス：【交通機関】JR「東京」駅京葉丸の内口からすぐ
営業時間：
【平日・土日】10:00～19:00
【金曜】10:00～20:00
定休日：月曜日(祝・祭日の場合は開館)
入館料：一般・大学生800円／中高生500円／小学生200円（未就学児は無料）／70歳以上600円
8.国内外の現代美術を老舗美術画廊で鑑賞「ベイスギャラリー」
「ベイスギャラリー」は、国内外の現代美術作品を中心に展開する美術画廊です。ギャラリースペースでは年間6〜8回ほどの展覧会を実施。また、同時にアートディーリングも数多く手がけています。
アメリカやヨーロッパ、東アジアに東南アジアなど、世界各国の美術作品の取り扱いを手がけており、彫刻からモダンアート、コンテンポラリーアートまで初めて見る世界のアートが溢れているのが特徴です。「音楽と美術」をテーマとする美術館「artegio（アルテジオ）」を手がけるなど、アートと鑑賞者をつなげる活動も積極的に行なっています。なお、鑑賞するだけでなく、気に入った作品は購入することができるのも美術画廊の強み。ぜひ、自分好みの作品と出会いにいってみてはいかがでしょうか。
【スポット詳細】
名称：ベイスギャラリー
住所：東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル1階
アクセス：【交通機関】東京メトロ「茅場町」駅より徒歩約1分
営業時間：11:00～19:00
定休日：日曜・祝日
入館料：無料
9.銀ブラ途中に極上のアート体験を！「ポーラミュージアムアネックス」
ポーラ銀座ビルのコンセプトとして挙げられている「美容」「美術」「美食」の3つの美の1つである「美術」を担っているのが「ポーラミュージアムアネックス」。銀座を訪れた人々に気軽にアートと触れ合い美意識と感性を磨いて欲しいという願いから無料で国内外の作品を公開しています。
同社収蔵の「ポーラコレクション」から最新アートを紹介する企画展で未来へとつながるアートの可能性を鑑賞者に提示してくれます。コンパクトな展示室では、絵画や彫刻をはじめポーラならではの視点でファッションを紐解くなど多彩な展示内容が評判となっています。また、チャリティーオークションなども開催し、アートと社会をつなぐ活動も積極的に行なっています。
なお、公益財団法人ポーラ美術振興財団では、若手芸術家の研修や育成なども行なっており、同財団で助成採択されたアーティストの作品展示など次世代を担うアーティストのサポートも行っています。外側だけでなく内側からの美しさも芸術で磨くことができる唯一無二の美術館とも言えるでしょう。
【スポット詳細】
名称：ポーラミュージアムアネックス
住所：東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ 銀座ビル3階
アクセス：【交通機関】JR「有楽町」駅から徒歩5分
営業時間：11:00～19:00(入場は18:30まで)
定休日：会期中無休
入館料：無料
