獲れたて魚介が美味しく食べられる【名護漁港食堂】
そんな名護漁港の敷地内には、漁業組合直営の「名護漁港食堂」があり、観光客にも人気!建物の看板には “食堂” とは書かれておらず「名護漁港水産物直売所」とありますが、中に食堂があります。また、看板にある通り、名護漁港で水揚げされた魚介の直売所にもなっています。
店内は、木目があらわの小屋風の造りで、漁港らしい雰囲気。あちこちに沖縄の魚や海についての情報が貼られています。
食券を購入すると、番号札を渡されるので、呼ばれたら自分でカウンターまで取りに行きます。お水やお茶はセルフサービス。
券売機の隣にメニューの一覧が写真付きであるので分かりやすいです。丼、刺身、揚げ物などなど種類が豊富!18種類くらいはあるでしょうか、迷ってしまいますね。ちなみに「名護名物 ヒートゥ炒め定食」の ヒートゥ とは、イルカのことです。イルカが名物の地域は日本各地にありますが、名護もそうなのですね。
やっぱり人気No.1は「まぐろ丼」
こんなにたくさんメニューがありますが、ほとんどの人が食べているのが「まぐろ丼定食」900円。それもそのはず、沖縄には様々な魚が水揚げされますが、マグロは県内の水揚げ量のおよそ半分!ダントツでNo.1です。
ちなみに、一言でマグロといっても種類はたくさんあります。沖縄で水揚げされるのは クロ(本まぐろ)、キハダ、メバチ、ビンナガ 。しかも、このマグロたちは、暖かい沖縄の近海に寄ってくるので、漁場が陸から近いんです。
漁場が近いということは、漁れたマグロは短時間で水揚げできる。他県のマグロに比べて鮮度が高いので、冷凍をしない「生鮮まぐろ」として市場に出回ります。冷凍まぐろと比べると、やっぱり甘さは生鮮まぐろの方が高いんだそう。
写真は「まぐろ丼・イカ墨汁セット」1,100円。沖縄で「イカ」といったら、ほぼ「ソデイカ」のこと。現地では「セーイカ」と呼びます。セーイカは、マグロに次いで水揚げ量No.2! 大きいものになると 1m 20kg くらいにもなるそう。
イカ墨汁の中は黒くてよく見えませんが、イカの身がゴロゴロとたくさん入っていて、これだけでも食べ応えもあります。マグロもたっぷり乗っているので、満腹になること間違いなし!
おやつに天ぷらはいかが?【てんぷら屋ぁ〜】
沖縄の市街地を歩いていると、よく テイクアウトの天ぷら屋 を見かけると思います。というのも、沖縄では 天ぷらはおやつ代わりに食べる くらい身近なもの、いわば ソウルフード です。
名護漁港食堂の建物の隣にも、同じく漁港の組合直営の「てんぷら屋ぁ〜」があります。商品ケースにはこんもりと天ぷらが。
ほとんどが70円と安い!こちらのお店でも、食券を購入します。1個、2個、3個と細かくボタンが分かれていたり、「100個」なんてボタンも。
沖縄の天ぷらは、これまた独特で、ふわふわのフリッターのような分厚い衣。すでに衣に塩味がついているので、そのまま食べられます。天ぷらは揚げたてがやっぱり一番美味しいので、あちこ〜こ〜(熱々)を、めしあがれ♪ 外にはベンチもいくつかありますヨ。
最後に・・・
漁港の魚市場は平日しかやっていないですが、食堂や直売所、てんぷら屋は、無休でやっているので、名護に遊びに来られたら、ぜひ寄ってみてくださいね。直売所で何か美味しいお土産も見つかるかも!
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選