子どもと関わる仕事として、「ベビーシッター」を目指している人が増えています。

ベビーシッター派遣会社の中にはシッターの募集条件として「IHTA認定 チャイルドボディセラピスト」資格を歓迎しているところもあります。

チャイルドボディセラピストはもともと、ベビーマッサージ教室などを開きたい人のための資格ですが、なぜ「ベビーシッターの歓迎スキル」とされているのでしょうか?

本記事では、チャイルドボディセラピスト資格について、ベビーシッターでも活かせる理由を解説します。

チャイルドボディセラピストとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

チャイルドボディセラピストは、IHTA(一般社団法人 国際ホリスティックセラピー協会)がカリキュラムを定める赤ちゃんに関する資格。

ベビーマッサージを軸に、「触れ合いによる親子の絆を育み、心豊かな社会をつくるためのセラピスト」を育成するのために生まれた資格です。

ベビーマッサージは赤ちゃんの心身に良い影響を及ぼすことが認められており、また、ママ・パパへのリラックス効果も期待できるとして注目されています。

また、最近では在宅勤務や政府の後押しなど様々な要因を背景に、家事代行サービスの利用が増えており、「ベビーシッターとして活躍するための資格」として受講される方も増えています。

チャイルドボディセラピストの6つの特徴

チャイルドボディセラピストの特徴は以下のとおり。

育児で実践できる知識やスキル、赤ちゃんのカラダの仕組みについて学べます。

IHTA認定 チャイルドボディセラピストの特徴

  • 医師が監修した安全なベビーマッサージを学べる
  • 整体の理論と技術を取り入れた技術
  • 赤ちゃんに服を着せたまま施術ができる
  • 夜泣きや便秘など、日常的な育児にも役立つ
  • 肌から愛情を伝えることで、赤ちゃんの健やかな成長を促す
  • パパやママの心も癒され、自信を持って赤ちゃんに関われる

チャイルドボディセラピスト資格は、なぜベビーシッターにも活かせるの?

子どもと関わる仕事として、「ベビーシッター」を目指している人も大勢います。ただし、ベビーシッターとして活動するには、「資格が必須」ということはありません。

とはいえ「信頼が得られやすい」という点では、何らかの資格を保持している方が望ましいです。

「何らかの資格」と表記したのには理由があり、「ベビーシッターの資格」以外でもベビーシッターとして働くのであれば活かせる資格があります。

そのひとつが「IHTA認定 チャイルドボディセラピスト」資格です。

医師監修のカリキュラムで正しいアドバイスを

チャイルドボディセラピストは、先にも述べた通り「医師が監修したカリキュラム」によって正しい知識と技術を学ぶことができます。

カリキュラムには、以下が含まれます。

  • 身体と脳への効果
  • 非認知能力について
  • 神経系の知識
  • 脳の構造
  • 血液・リンパ・皮膚の知識
  • 年齢別の子どもの発育ポイント など

筋肉や皮膚、神経など、赤ちゃんの体についての豊富な知識を学ぶので、チャイルドボディセラピスト資格を取得することで育児に悩むママやパパへ適切なアドバイスを行えるようになります。

その結果として「信頼されるベビーシッター」へと評価を高めることができます。

そのため、「ベビーシッターとしての歓迎スキル」として「IHTA認定 チャイルドボディセラピスト」が記載されています。