ライター&コラムニストとして活動しているharakoです。この連載では、「女性の働き方」のヒントになるような内容をお送りしています。第93回目は、仕事で使うメッセージについてです。

「即レス」だけが良いわけじゃない……?

仕事のやりとりでは、メッセージのやり取りは必須ですよね。

フリーランスになりたての時は、「仕事ができる人は即レスが基本」と感じたことがありますが、最近は、即レスだけが当てはまるわけではないのでは?と思うようになりました。

そこで今回は、私が「この人は、メッセージの使い方が上手だな」と感じた、仕事上手な人の特徴をまとめてみたいと思います。

特徴1. 既読は早いがレスが慎重

ひとつめの特徴は、内容を確認するスピードは早いけれど慎重に返事を考えるタイプの人です。

最近では、メッセンジャーやLINE、Skypeなど「既読」がつくツールが多いため、相手がメッセージを読んだか読んでいないかがすぐに分かります。それに伴い、メッセージを見てもすぐに返事をしないと「仕事が遅い」「既読スルー」とネガティブな印象を与える引き金になりかねません。

しかし、その場の感情やノリで「即レス」をポンポンするより、一度時間を置いてから、正式に返事をする。じっくり内容を考えて返事をする。このワンクッションを置くことで、「待つ時間」も信頼できるように変わると思います。

特徴2. 決まった時間に返す習慣

次の特徴は、決まった時間に返事をする習慣を持っているタイプの人です。

例えば、土日祝日関係なく「毎朝、メッセージチェックをする人」や「土日祝日は、オフにする人」など、相手からいつ頃返事が返ってくるのか予想できるだけで、こちらはとても安心感を得ることができます。

逆に、メッセージの返事が不規則で、いつ返ってくるのかわからない。曜日もバラバラで、その時によって違う。このようなタイプの人は、相手に不安感を与えてしまうのと同時に、少し返事が遅いだけでも信用をなくしてしまうかも……。