沖縄ならではのメニューも

魚屋直営!人気ホテルの元シェフが腕を振るう居酒屋【まるさ 本店(石垣島)】
(画像=blog.goo.ne.jp トリップノートより引用)

海ぶどう(580円)などの沖縄ならではのメニューも数多くあります。島らっきょ、もずく酢、ミミガーポン酢、ジーマみ豆腐などなど。でも、これらが “定番” とはいえど、お店によってアレンジが異なって面白いです。

例えば 海ぶどう。海ぶどう自体はどこで食べてもあまり味は変わりません。そこで違いが出せるのが タレ。よくあるのは三杯酢ですが、【まるさ本店】のタレはポン酢を濃くしたような味わいです。なので、海ぶどうの下にある生の玉ねぎと一緒に食べると、サラダみたいでさっぱりいただけます。

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たらし揚げミックス(580円) も面白い!「たらし揚げ」という言葉を初めて聞いた筆者は、メニューのカッコ書きにある 「からし菜・アーサー・もずく・ピパーツ」を見て、これらをミックスした「かき揚げ」のようなものを想像していたのですが、全然違うものが来てびっくりしました。

食べてみると、八重山かまぼこ です。八重山かまぼこ とは、近海で獲れるイブラチャー(ブダイ類)のような白身魚をメインに加工した「かまぼこ」。「小田原かまぼこ」や「薩摩揚げ」のような地域ブランドです。

では、なぜ「たらし」なのか店員さんに聞くと、「油の中に垂らすからです」とのこと。ん?糸か何かに縛って垂らすの?と思うかもしれませんが、これは単純に昔からの八重山諸島の方言のようなもので、要は普通に揚げています。

でも、普通の八重山かまぼこと違うのは、一口サイズ であること。ささっと軽く揚げるため、一口サイズなのですね。だから、このメニューの「ミックス」の意味は、“たらし揚げの味が上記の4つある” と、ということです。

お店によって、どんな具材を入れるかにも特徴があるようなので、いろんな居酒屋で食べ比べをしてみても面白いかもしれません。

子供が好きそうな揚げ物いろいろ

小さいお子様と一緒に行くと、大人が好きな料理ばかりではお子様は嫌がってしまいがちですが、お子様が好きそうな “茶系” で美味しい料理もいっぱいあります。

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島タコの唐揚げ(680円)は、小さくカットしてあり、お子様でも食べやすいサイズです。衣には濃いめの味がついているので、大人ならビールや泡盛がどんどん進んでしまいそう(笑)。

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居酒屋といったら鉄板メニューの 鶏の唐揚げ(680円)もあります。この日は「油淋鶏」もあり、サクッとカリッと美味しいです。

ちなみに、「たらし揚げ」もクセのない味なので、子供の食いつきも良いと思います。

泡盛メニューは親切な解説付き

お酒が飲める方は、沖縄に来たらやっぱり 泡盛 は飲みたいですよね。ロック、水割りなどいろんな飲み方で味が変わるのも面白いです。そんな泡盛の銘柄も、【まるさ本店】にはいっぱいあります。

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グラスで、350円の泡盛が10種類、350〜1,000円の古酒(くーすー)が5種類。ほとんどの方が、気軽に飲める350円を選ぶと思いますが、どんな味の違いがあるかわからない!

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でも、ご安心ください。店員さんに聞かなくても、味の違いがわかりやすい解説があるんです。もちろん一つの味から感じることは人それぞれなので、この通りにはいかないかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

また、グラス350円の泡盛は 選べる3種類飲み比べセット(1,000円)もありますので、これで自分好みの泡盛を見つけるのも良いですね♪

予約必須!「美崎店」もあります

繁華街からは徒歩20分くらいと少し距離はありますが、早い時間に行きたい場合は予約はした方が良いと思います。特に【まるさ本店】がある辺りは、飲食店があまりないのでお客様が集中します。

市街地のど真ん中には「美崎店」もあるので、宿泊地の立地を考慮して「美崎店」も選択肢に入れると良いかもしれません。仕入れる魚は同じ「崎原さしみ店」のものです。

最後に・・・

先ほど、料理長は「アートホテル石垣」のシェフをやっていたとご紹介しましたが、実は【まるさ本店】は、その「アートホテル石垣」から徒歩5分という近場にあります。

だから、「夕飯はホテルの高いレストランではなく、近場で気軽に飲もう」と、【まるさ本店】に訪れる観光客が多いと思います。確かに、観光客が喜ぶよう工夫された料理がたくさんあります。

でも店内は本当に観光客目当てっぽくないんです。地元の人たちに混じって、その地域の良さ、美味しさ、楽しさを感じられる居酒屋です。ぜひ機会があれば訪れてみてくださいね。

提供・トリップノート



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