フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。ダイエット中の方だけでなく、美容にもよく、注目されている食材、オートミール。調理の手間もなく短時間で作れ、腹持ちもよいので、朝食にはぴったり!飽きずに食べられるように、いろいろな調理法でアレンジを楽しめるといいですよね。そこで、今回は、朝ごはんにぴったりなオートミールのレシピを4つご紹介します。
このレシピを試すのにかかる時間
- オートミールの中華がゆ 10分
- オートミールの焼きおにぎり 10分
- オートミールと豆腐のパンケーキ 20分
- バナナとナッツの温かいミルクオートミール 3分
オートミールの種類
一口にオートミールといっても、いくつかの種類があり、使い方、味わいが異なります。
生の状態のスチールカットオーツ、もみ殻を除いたオーツ麦を蒸したあとに、ローラーで伸ばしたロールドオーツ、ロールドオーツをカットしたクイックオーツ、ロールドオーツを加工してそのままで食べられるように加工されたインスタントオーツなどがあります。
今回のレシピは、スーパーなどで手に入れやすく、アレンジしやすいロールドオーツとクイックオーツで作りました。
ロールドオーツはぷちぷちした食感で食べ応えがあり、それをカットしたクイックオーツは、柔らかな食感になります。
おにぎりなどは、食感のあるロールドオーツが、パンケーキはとろりとした生地になるクイックオーツが作りやすいと思いますが、お好みの種類で、また調理時間は加減しながら作ってみて下さい。
オートミールの中華がゆ
中華風の味付けのおかゆは、鍋でもレンジでも作れます。サラダチキンとザーサイをのせればボリュームたっぷり!
材料(1人分)
オートミール 30g
A)水 180ml
A)しいたけ 1枚(薄切りにする)
A)鶏がらスープの素 小さじ1
サラダチキン 30g(食べやすく裂く)
ザーサイ 適量(千切りにする)
青ねぎ 適量(小口切り)
塩・こしょう 適量
ごま油 適量
作り方
●鍋で煮る場合
① 鍋にAの材料を入れて火にかけ、沸騰したらオートミールを加えて1分~2分、好みの柔らかさになるまで煮て、塩、こしょうで味を調える。
② 盛り付けて、サラダチキン、ザーサイをのせ、青ねぎを散らし、ごま油を垂らして完成。
●レンジ調理
① Aの材料とオートミールを耐熱容器に入れてふんわりラップをし、電子レンジ600wで2分~2分半加熱する。
② サラダチキン、ザーサイをのせ、青ねぎを散らし、ごま油を垂らして完成。
レンジで加熱するときの容器は、吹きこぼれたりしないように、大きめの器に入れて加熱してください。
オートミールの焼きおにぎり
レンジ加熱したオートミールに青じそとチーズを混ぜた焼きおにぎりです。チーズが香ばしく、青じその風味もアクセントになります。
材料(1個分)
オートミール 30g
A)水 50ml
A)白だし 小さじ1/2
スライスチーズ 1枚
青じそ 1枚
サラダ油 適量
作り方
① オートミールとAの材料を耐熱容器に入れてかき混ぜる。
② 電子レンジ600wで50秒~1分加熱後、かき混ぜる。
③ 粗熱がとれたら、ちぎったスライスチーズ、千切りにした青じそを混ぜてラップを使って握り、サラダ油を入れたフライパンでこんがりと焼いて完成。