今や全国的にも知られる、三重県の観光スポット「なばなの里」。イルミネーションが有名ですが、実はその他にもたくさんのお楽しみがある事をご存じでしょうか?これまでに何度も「なばなの里」を訪れた筆者が、ベゴニア、鯉のエサやり、ランチ、花市場など、なばなの里の奥深い魅力に迫ります。
なばなの里でイルミネーション以外に何する?
国内最大級のイルミネーションが有名な「なばなの里」。お出かけスポットとして候補に挙がることも多いですが、小さな子供がいるなどの理由で「イルミネーションは夜遅くなるから行けない」なんてお考えの方!実は、なばなの里はイルミネーションだけじゃないんです。
入村料(入園料のこと)はかかりますが、その分昼間の園内は空いていて、子供ものびのびと遊べるスポットもたくさんありますよ。下の写真のように、イルミネーションが点灯している時は長蛇の列の撮影スポットも、昼間なら並ばずに撮影できるんです。
日中だけでも行く価値アリ、十二分に楽しめる「なばなの里」の、今回はイルミネーション以外、昼間にやれることばかりをご紹介します。
1.入館料を払ってでも入るべき!ベゴニアガーデン
なばなの里に入園する際必要な入村料は、イルミネーション期間中(10月下旬~5月末まで)は、大人2,300円(金券1,000円付)、それ以外の期間は大人1,600円。この入村料には、金券1,000円分が付いています。決して安くはないのですが、園内の施設「ベゴニアガーデン」への入館には、さらに1,000円が必要です。
施設の前では多くの人が、「果たして追加で1,000円も支払う価値があるんだろうか」なんて話し合っている様子を見かけますが、筆者の意見としては、「入るべき!!!」です。
写真では伝わりにくいですが、館内はベゴニアを中心に、とても凝った植物園になっており、圧倒的な世界が広がっています。思わず感嘆の声を上げてしまうことでしょう。もちろんインスタ映え確定のスポットです。
またベゴニアガーデンという名前ですが、ベゴニア以外の植物もたくさん見ることができます。
珍しい食虫植物などが展示されていたり、
とっても映える可愛らしい展示があったり。敷地内のローズガーデンでは、完璧に育てられた見事なバラの花を見ることができます。写真にはありませんが、蘭の展示コーナーでは至福の香りに包まれて、まさに天国気分を味わうことのできる施設なのです。
外から想像するより遥かに広い空間が広がっているので、気になる「三密」とも無縁ですし、子供も大人も大興奮して、充実した時間を過ごせますよ。
ちなみに入園するタイミングによっては、チケット売り場にて「ベゴニアガーデン大人半額券」をもらえることもあるので、ぜひ活用してくださいね。
2.子供だけじゃなくて大人もやって!鯉のエサやり
鯉のエサやりは、子供が好きな遊びランキングに入選すること間違いなしですよね。なばなの里でも、1回100円でエサやりを楽めます。自販機に100円玉を入れると、粒状になったがエサが入っているモナカを入手できるので、モナカを割って、橋の上から投げ入れてみましょう。
こちらで飼われている鯉はすごく大きく数も大量なので、一斉にエサに群がる様子は圧巻。子供はもちろん、大人も、夢中になってエサやりできる楽しすぎるスポットです。
余談ですが、その日見かけた大人のお客さんの中に、モナカを割らずにそのまま投げ入れて、鯉たちを大混乱させている人もいました。100円玉を何枚かあらかじめ用意しておいて、心ゆくまで鯉のエサやり…!おすすめのアクティビティです。
3.食事に迷うならこれ食べて!海老かき揚げ
はじめにお伝えした通り、なばなの里の入村券には1,000円分の金券が含まれています。この金券は、園内のどこでも使うことが可能で、例えばベゴニアガーデンの入館料に充てたり、お土産に使ったり、日帰り温泉「里の湯」に使ったりと自由に利用できます。
そんな中、筆者がおすすめしたいのは「麺料理 芭蕉庵」で、海老かき揚げを食べるという使い方です。
こちらの写真が名物海老かき揚げ丼(1,450円)。ぱっと見た感じでは、油っぽくて重そうだなぁなんて思われるかもしれませんが、食べ始めてみればあら不思議♪サクサク軽い食感と、海老のプリプリした食感がクセになり、箸が止まらなくなること請け合いです。お蕎麦が好きな方には、ざる蕎麦とのセット(1,650円)もおすすめですよ。
ちなみにこちらのお店は大変人気店で、土日のお昼時は並ぶ覚悟が必要です。並びたくないという方なら、あえて15時頃の「おやつ時」に行って、空いた店内の静かな窓際の席でゆっくりと食事を楽しむのがおすすめ。サクサク食べられるので、「おやつ」としても最適です。
【おまけ】とにかく並ばずにランチをしたい方におすすめの方法
①前日までに電話でランチ(3,900円以上)の予約をする
3,900円と聞くと高く感じますが、実はこの代金の中には入村料が含まれているんです。イルミネーション期間中でしたら入村料は2,600円ですから、1,300円分の美味しい料理を並ばずに食べられるという、相当おトクな方法であるといえます。
詳しい情報はこちらをご覧ください。
②ランチをパンにする
あまり知られていませんが、なばなの里の出入り口横お土産売り場エリアにはパン屋さん「テンツーファイブ」があり、好きなパンをいくつか買って、店内席または外のベンチで食べることができます。またベーカリーにはちょっとしたケーキ売り場もあるので、デザートまでしっかり楽しめますよ。
レストランに並ぶのは骨が折れますし、ランチは簡単にパンを選ぶ、というのも一つの有意義な選択肢になることでしょう。パンだけでは物足りない場合は、先述したように、「おやつ時間」にレストランへ行けばよいですね!