フランスを始めとしたヨーロッパを中心に、手紙の封やハンコとして使われてきた「シーリングワックス(蝋封)」。当時は本物の重要書類であることの証明と、未開封であることの証としての役割も持っていたそう。
クラシカルで上品な雰囲気のおしゃれな見た目から、最近再び注目を集めています。今回は、おうちで簡単に作れるシーリングワックスのDIYアイデアを紹介したいと思います。
自分だけのシーリングワックスを簡単DIY!
【材料】
・グルーガンとグルースティック ※100円ショップやネットショップで購入できます
・凹凸のある飾り ※使わない飾りボタンや、化粧品についている模様、アクセサリーなど。細かすぎない模様がおすすめです。
・クッキングペーパー
【作り方】
1.グルースティックをあたためます。
グルーガンにグルースティックをセットし、5分ほどあたためます。先の方からグルーが溶けて出てきたら準備OK。
2.好きな大きさにグルーを押し出します。
クッキングペーパーの上にグルーを押し出していきます。厚みは1〜2cm程。正確に円形を作ろうとしなくても大丈夫です。ちょっといびつな形の方が、雰囲気が出ます。
3.模様を付けます。
10秒ほど経ったら、グルーの上に模様の付いた飾り(ボタンなど)を乗せます。軽く乗せるのではなく、ちょっと沈む程度に押し込むのがコツ。
1分くらいしたら、飾りを外し、クッキングペーパーから剥がしたら完成です。使っていなかったボタンがこんなかわいい模様になるなんて…!
お手紙に添えて、オリジナリティを出してみよう
お手紙に手作りシーリングワックスを添えれば、グンとオリジナリティが倍増します。
お気に入りのレターセットに気持ちや日常のできごとを綴って、シーリングワックスで封をしたらちょっと特別なお手紙の完成です。
直接、封筒の上にグルーガンを出して封をすることもできますが、今回紹介したようにクッキングペーパーの上で作ったものをボンドや両面テープで留める方が失敗せず安心です。
ラッピングやカードのアクセントにも
手作りのお菓子や、とっておきのプレゼントのラッピングに添えてみるのもおすすめ。ひとつ添えるだけで存在感が出ます。
カードやパーティの席礼としても◎。結婚式で使う時は、2人のイニシャルやマークを入れてもよいですね。
日用品もシーリングワックスでアレンジすれば、お気に入り度がアップ。紅茶やジャムの缶に付けると、ぐっとアンティーク調になりますね。
好きな色、好きなデザインのものが作れるシーリングワックス。贈る人に合わせてバリエーションを考えるのも楽しいひと時です。ひとつひとつ丁寧に押す作業で、相手に真心を伝えることもできそう。ぜひ、おうちでお試ししてみてください。
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