【11】鮎めし
海なし県である栃木県は、じつは淡水魚の鮎の漁獲量が全国でもトップクラス!夏には県内各地の「やな」で鮎料理を楽しむことができます。そんな鮎料理のひとつが「鮎めし」です。お米と一緒に生の鮎または素焼きの鮎を炊き込んだ料理で、旬の時期には道の駅でも「鮎めし」を販売することがあります。
栃木県でもとくに、さくら市の喜連川地区は鮎の生産が盛んで、その量は東日本一。さくら市の「喜連川水産株式会社」が製造する「鮎めしの素」は、鮎がまるごと入っており、お米と一緒に炊くだけで自宅で鮎めしが味わえるとあり、お土産に人気です。
【12】ソースカツ丼
福井県や群馬県、長野県の駒ヶ根など、ソースカツ丼が名物の地域は全国にいくつかありますが、栃木県の足利市もソースカツ丼が名物になっています。足利市はソースカツ丼発祥の地をうたっており、足利市でカツ丼と言えばソースカツ丼のこと。白いご飯の上に、千切りのキャベツと、ソースが絡んだ一口大のヒレカツを乗せるのが特徴となっています。
【13】けんちん汁
鎌倉の建長寺が発祥と言われている「けんちん汁」。全国的に食べられていますが、栃木県の郷土料理でもあり、地元の味と言われています。
精進料理として生まれた「けんちん汁」は、肉を使わず、里芋や大根など秋から冬にかけて収穫される野菜をたっぷり使うのが定番。もちろん春、夏が旬の野菜でもおいしくいただくことができ、野菜を油で炒めるのが大きな特徴です。
現在ではうどんを入れた「けんちんうどん」も食べられており、那須高原エリアでは「けんちんうどん」を提供するお店もあります。
【14】レモン牛乳
栃木県のご当地ドリンクとしてメジャーな「レモン牛乳」。戦後間もない頃に栃木の企業が発売した歴史ある飲み物で、栃木県内のスーパーや道の駅、サービスエリアなどはもちろん、学校の自販機でも売られています。正式名称は「関東・栃木レモン」と言い、栃木県産の生乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色をした乳飲料です。レモン果汁を入れると牛乳が固まってしまうため、果汁は入っていません。
近年は飲み物としてだけでなく、レモン牛乳を使った「レモン牛乳クッキー」や「レモン牛乳まんじゅう」、さらには文房具などのグッズと、幅広く展開し人気を集めています。
【15】ぱんじゅう(岡田のパンヂュウ)
ぱんじゅうとは今川焼きから派生したお菓子で、北海道の小樽市、三重県の伊勢市でも銘菓として親しまれています。栃木県では足利市のソウルフードとして知られており、栃木県での元祖は「岡田屋」。たこ焼きよりは大きく、今川焼きよりは少し小さめな生地の中、たっぷりの餡子がつまっています。
ぱんじゅうのおすすめ店:岡田のパンヂュウ(足利市)
足利市旭町にある御嶽神社の境内脇で、移動式屋台にて販売しています。行列ができているので、すぐにわかるでしょう。雨の日以外は基本的に出店していますが、不定休なので食べられない日もあるかもしれません。3個で100円とリーズナブルに味わえますよ。
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