母乳が出にくくなる時期1:生後4ヶ月
生後4ヶ月と言えば、赤ちゃんの首が座り始める頃です。たて抱っこができるようになり、赤ちゃんとのちょっとした外出をし始めるママも多いと思います。たて抱っこは赤ちゃんの視界を広げ、真新しいことだらけの外の世界は楽しく、おっぱい以外の情報をたくさん吸収し始める時期です。ママも外出して気分がよく、食事量が減ったり、抱っこのママのお出かけで肩が凝ったり。。。生後2~3ヶ月までのおっぱいばかりだった生活から外からの刺激を受ける生活が始まるので、もしかしたらおっぱいの時間が減り始めるかもしれません。赤ちゃんが吸わないと母乳を作り送り出すホルモンが生成されませんので、母乳が出にくくなったと感じるママも多いようです。
母乳が出にくくなる時期2:生後6ヶ月
生後6ヶ月にもなると、(ほとんどの赤ちゃんは始めない)離乳食を始める子が多いです。そう、離乳、乳離れの始まりですね。ますますおっぱいの回数が少し減りその分遊びの時間が増えます。そしてママの方は赤ちゃんのお世話に慣れてくると共に、疲れが身体に表れてくる時期でもあります。寝不足と育児や外からのプレッシャーによるストレスの蓄積、手首の腱鞘炎、頭髪の抜ける量のピークもこの時期に重なります。おっぱいの時間が減りストレスも加わることで母乳量は減少します。そのきっかけが多く発生するのが生後6ヶ月頃です。
母乳の出をよくする方法
では具体的に母乳を出すコツなどはあるのでしょうか。母乳の出をよくするのに、必要なのは根本的には血流の循環です。母乳の分泌が悪くなる原因は、ママ自身の疲れ・寝不足、食事量や水分不足、背中や肩こりが原因になっていることが多いでしょう。 母乳が出ない・出にくい原因があるように、その対処法や解決策もあるのでいくつかご紹介します。自分に合った方法を見つけてみてくださいね。
抱き方を変えてみる
抱き方を変えてみるのは、とくに低月齢の赤ちゃんに有効です。赤ちゃんの抱き方には数種類あり、その抱き方ごとに向きを変えて母乳を飲ませる事ができます。スタンダードな抱き方で赤ちゃんの顔を見ながら授乳ができる「横抱き」、赤ちゃんの体をたてにし、手で首を支えて赤ちゃんの足をママの足にまたがらせる「たて抱き」、クッションを使って赤ちゃんをわきに抱えて、抱えた側のお乳を含ませる「フットボール抱き」、赤ちゃんがくわえるおっぱいの反対側の腕で、背中と首を後ろから支える「交差抱き」などがあります。
いずれも赤ちゃんの体とママの体がしっかり密着していることがポイントです。さまざまな抱き方を試してみましょう。これはたくさんの乳腺を刺激することになり、あらゆる乳腺から母乳が排出されるので乳腺炎防止にもつながります。また、赤ちゃんの方も苦しそうにしていないかを確認してください。鼻が密着して呼吸しにくくなっていないか、舌が乳首の下に位置して、口がラッパのような形で母乳をしっかり受け止めているか、顎が乳房に触れて安定しているかどうかがチェックポイントです。そして乳首全体を覆うように深くくわえさせます。浅くくわえると乳首に負荷がかかりすぎてキズになる恐れがあるからです。
水分と食事をしっかりとる
母乳は血液を元に作られます。血液のおもな成分は水分です。授乳期は普段以上に水分をとるようにしましょう。忙しい育児中はついつい水分補給を忘れがちです。とくに夕方以降に母乳の分泌が減ると感じる場合は、水分不足が原因のことが多いです。目安は1日2リットル程度ですが、量を測ってまでする必要はなく授乳のたびごとにコップ1杯程度の水分をとるようにすればOK。 コーヒー党のママには、妊婦・授乳中用カフェインレスコーヒーなどもあるので試してみて。通常のコーヒーは1,2杯までなら赤ちゃんへの影響はありませんが、まれに敏感な子もいます。コーヒー含め緑茶や紅茶、ココアなどカフェイン入りの飲料はなるべく避けると安心でしょう。 食事量も授乳中は普段に比べて+350キロカロリー(ご飯お茶わん約2杯分)が必要です。あっさりとした和食でカロリーを増やすのがおすすめです。
時間があればとにかく横になる
ストレスに負けない身体づくりは十分な睡眠から。疲れやストレスは「オキシトシンホルモン」の分泌を減らしたり止めてしまうことがあります。母乳の分泌が悪いときは背中がカチカチ凝っている方が多いです。ヨガや整体に行くのもお勧めですが、一番効くのが横になってお昼寝すること。私も週に3日くらいは子供のお昼寝に寝落ちしていました。大人なら15~30分ですっきりですので、悩みも消え、心も体もリフレッシュしたのを覚えています。
専門家に相談する
授乳にまつわる相談なら何でも受け付けてくれる母乳外来は、病院または助産院で行っています。乳腺炎などによる痛み、母乳が出ない・出にくい、赤ちゃんが上手く吸えないなどなど何でも相談できます。母乳外来では、おっぱいをやわらかくして母乳を出やすくし赤ちゃんが楽にすいつけるように、おっぱいマッサージの仕方も伝授してくれます。赤ちゃんそれぞれの抱き方、おっぱいの含ませ方、搾乳器など器具の使い方やタイミングなどたくさんの情報を持っているのが専門家です。困って前にも後ろにも勧めなくなったら、遠慮なく気軽に行ってみてください。話を聞いてもらってスッキリ悩みが解決しますよ。
頑張り過ぎなくて良い ミルクに切り替えるのも手
母乳とミルク。赤ちゃんに同じように栄養と愛情を与える役割をするこのペアを世のママはどのように活用しているのでしょうか。具体的な数字やデータで確認してみたいと思います。
半数以上のママはミルクを取り入れている
厚生労働省の乳幼児栄養調査結果(2015年)では、赤ちゃんが生後1ヶ月時点では「母乳のみ」が51.3%、「母乳とミルク」が45.2%、「ミルクのみ」が3.6%という結果です。粉ミルクを使用しているママは「母乳とミルク」「ミルクのみ」を合わせれば、約半数のママは粉ミルクを使って育児をしています。
ミルクと母乳で成長に差は出ない
「ミルクで育った子は体が弱くなるの?」長年このような声を少なからず耳にします。現代の粉ミルクは、どのメーカーも母乳と同じ成分になるよう高品質な商品を提供しています。栄養はほぼ同等です。赤ちゃんの成長具合に差が生じる研究結果は出てきていません。離乳食が始まれば、赤ちゃんの栄養補給手段のメインは徐々に食事に移行していきます。母乳には、ミルクでは得られない抗体を赤ちゃんが摂取できるメリットがあります。一方ミルクには、ママの食生活によって影響が出る母乳に比べると安定して栄養補給ができるメリットがあります。 粉ミルクは何を基準に選んだらいいの?注意点と選ぶポイント 粉ミルクは何を基準に選んだらいいの?注意点と選ぶポイント 粉ミルクは月齢や赤ちゃんの様子を見ながら赤ちゃんに合ったものを選ぶ必要があります。でも種類が多すぎてどれを選んだらいいのか迷うものですよね。そこで、粉ミルクの種類や選ぶ時の注意点、そして選ぶポイントについてご紹介したいと思います。
母乳が出ないママへのアドバイス
私が病院で働いていた時、1滴も出ない人はお1人だけでした。一方で、初めの2-3か月は赤ちゃんがぐっすり眠るほどでないのが普通です。ミルク併用でもいいのですが母乳育児を軌道に乗せたいなら、昼間はなるべく母乳で頑張ってみるのがおすすめです。はじめのスタートダッシュの時期は1日10~15回くらい吸わせてみてほしいと思います。母乳を練習したあとにミルクをたすのも、お世話に時間がかかり、本当に大変。ですが、2-3か月はサポートを受けながら頑張ってみてください。頑張らなくていいよ~、ミルクにしてもいいよ~と言ってあげたいのですが、2-3か月という時間が解決することも多いです。 そして、おばあちゃんがミルクで育てた場合は、「こんなに泣いてかわいそう」など言われてしまいがちな世代です。そこはぐっと我慢、困ったときは専門家に頼ってくださいね。
まとめ
授乳という行為は、赤ちゃんと見つめあいながら直接愛情を注げます。家族以外も参加できるミルクでの育児は、赤ちゃんが大勢の愛情を受け取れる機会を与えることができます。赤ちゃんの味方である母乳とミルク。それぞれの特長と活用の仕方を把握して、オリジナルな授乳ライフを送りましょう。
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