やれやれ系男子の主人公と聞いてどんな人を連想しますか?無気力な主人公が「ヤレヤレ」と言う特徴を持つと考えがちですが、難聴系といった特徴を持っています。今回は、そんなやれやれ系男子の特徴を紹介していきます。なぜ嫌われているのかもチェックしましょう。
やれやれ系とは?
やれやれ系とはうんざりしがちな消極的な人
常に物事対して興味を持たずに消極的で、周囲が盛り上がっていてもうんざりした様子で達観しており、ヤレヤレと発言する人の事を指します。こういった人物は10代に多いと言われています。
こう言った人の周囲には好意を持った友人や仲間が多いとされているため、憧れの対象として見られている反面、余裕を見せつけるような態度から嫌われていることもあります。
大事なときに難聴系
周囲の出来事や人間関係に興味を持たないため、好意を持たれている異性や友人からの、愛情のある一言を良く聞き逃したりします。
この行為は天然でない場合、関係性をこじらせないようにしたり、面倒事に巻き込まれないための手段として使われていますが、多用しすぎると「本当に難聴ではないか」と疑問が生まれるので注意しましょう。
ライトノベルの主人公に多い
やれやれ系の人物はライトノベルの主人公に多く、ライトノベル繁栄期は多く存在していましたが、人気が下火になると、そういった主人公が現れることが減少していきました。
ライトノベルに多く現れたやれやれ系ですが、ブームの発端になったのは2003年に発刊されたライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズの主人公「キョン」と言われています。
やれやれ系男子の特徴10選
やれやれ系男子の特徴①無気力
やれやれ系男子の特徴その1は無気力であることです。常にやる気を見せず、大きなイベントが発生しても「面倒なことに巻き込まれる」と面倒くさがります。
やる気がないために周囲に振り回されており、面倒ごとにはいつもヤレヤレと呆れています。うつ病のような症状ではないのも特徴といえます。
やれやれ系男子の特徴②難聴系
やれやれ系男子の特徴その2は難聴系であることです。特定の異性に好意ある発言を送られても、聞き取れずに聞き返してきます。ライトノベルやギャルゲーではその後、異性がなんでもないとはぐらかすため、恋愛に発展しないという展開になります。
難聴系には2種類に分別されており、本当に好意に気づいていないタイプと、好意に気づいているけど気づいていないふりをするタイプに分けられます。
気づいていない場合は、本当にモテないと思い込んでいる場合が多く、そのせいで別の人が好きとか、同性愛者といった、あらぬ疑惑が持ち上がることがあります。
やれやれ系男子の特徴③消極的
やれやれ系男子の特徴その3は消極的なことです。自ら進んで物事に取り組もうとしないため、周囲の人間が持ち運んで来たトラブルに巻き込まれる場合がほとんどです。
トラブルに巻き込まれても、ヤレヤレと言いながら解決してくれることがあるため、トラブルに巻き込まれる系の作品ではやれやれ系の主人公が多く存在します。
やれやれ系男子の特徴④周囲の人から好意を寄せられる
やれやれ系男子の特徴その4は周囲の人から好意を寄せられることです。無気力で消極的なのに、なぜか友人や上司たちからやって来て、好意を見せてくれます。
ですが、好意やアプローチに気付かずに鈍感な対応をしてしまうため、昇格したり必要以上の褒美を貰うといったことは中々ありません。そんな態度を相手は謙虚と捉えられてしまうため、嫌われることはありません。
やれやれ系男子の特徴⑤必要なときにだけやる気を出す
やれやれ系男子の特徴その5は必要なときにだけやる気を出すことです。普段は無気力ですが、ここぞというときに限っては問題解決に向けて自ら歩み出します。
無気力とやる気の二面性を持つため、二重人格的な印象を持ちますが、危機的状況から本気を見せて脱出する様子は、その場にいた人たちから、したら魅力的に見えるため、超能力系の作品では多くみられています。
やれやれ系男子の特徴⑥ひねくれ者
やれやれ系男子の特徴その6はひねくれ者であることです。人生を達観した様子で見ているせいか、ひねくれ者な一面が存在しています。
やれやれ系男子の特徴⑦ヤレヤレと言いながら呆れる
やれやれ系男子の特徴その7はヤレヤレと言いながら呆れることです。やれやれ系の最大の特徴であり、名付けられた要因でもあります。
人生を達観しているため、呆れた様子でヤレヤレというのですが、実際に声を出さずとも、消極的な態度を見せるとやれやれ系と判断されます。
やれやれ系男子の特徴⑧理屈っぽい態度
やれやれ系男子の特徴その8は理屈っぽい態度をとることです。常に無気力な状態のため、小粋な冗談を振られてもめんどくさいと感じ、軽くあしらってしまいます。
そのため、屁理屈に対して正論を言ったり、理屈っぽさから生まれるプライドの高さから周囲を見下したような態度をとりがちです。
やれやれ系男子の特徴⑨異性からモテやすい
やれやれ系男子の特徴その9はモテやすいことです。特にライトノベルやギャルゲーといったハーレム系の作品に多く存在し、多くのヒロインからモテています。
しかし、好意に対して無頓着だったり、難聴系な態度を取ってしまうため、そのヒロインが好きなファンからすると、嫌いになる要因となります。
やれやれ系男子の特徴⑩無関係という態度
やれやれ系男子の特徴その10は無関係という態度をとることです。たとえトラブルに巻き込まれても、徹底して「自分は無関係だ」という態度を崩すことはありません。
自分や周囲の人に危害が加わる場合、一転してかばうように活躍をするのですが、それまでの態度とは違うために、見ている人からしたら違和感を感じることもあります。
やれやれ系が嫌われる理由3選
やれやれ系が嫌われる理由①一貫性がない
やれやれ系が嫌われる理由その1は一貫性がないことです。最初はその人が起こしたトラブルに対し、無関係だし興味ないといった態度をとりますが、状況が変わると、その人を助けるために対処法を考えたり実行したりと、一貫性のない行動や態度をとるためです。
こういったタイプの人間は、トラブルに巻き込まれてもずっと振り回されて愚痴を言うばかりですが、終盤には大活躍することが多いのも、嫌われる一因と言われています。
やれやれ系が嫌われる理由②難聴系でモテてることに自覚ない
やれやれ系が嫌われる理由その2は難聴系でモテてることに自覚ないことです。不特定多数の人間に好意を持たれ、アプローチもかけられることが多々ありますが、そういったことに無頓着で自覚していなかったり、避けようとする難聴系な態度に、見ている人からは反感を買っています。
見ている人からすれば、異性に好まれている、ハーレム的な状況が羨ましいのですが、やれやれ系の人はそういった状況さえ消極的で難聴系な態度をとるため、嫌われる傾向にあります。
やれやれ系が嫌われる理由③無気力なのに偉そうな態度
やれやれ系が嫌われる理由その3は無気力なのに偉そうな態度をとることです。常に愚痴を言って不満げなだけでなく、偉そうに周囲を見下した態度を取っているため、嫌われています。
やれやれ系は実力がなかったり、覚悟を持って行動することがないくせに、態度だけは偉そうにしているため、見ている側が嫌うのは無理がないと言えます。