【13】伊江島/離島
沖縄本島の北部から9キロ沖にある、周囲24kmほどの小さな島。本島からフェリーで30分ほどで訪れることができます。
パワースポットとして有名なのは、島のシンボルである「城山(伊江島タッチュー)」。島で一番高貴な神が宿ると言われていて、頂上からは360度の大パノラマで島全体を見渡すことができます。
また、島の海岸線には多くの洞窟がありますが、その中の一つで穴場のパワースポットとされているのが「ニャティヤ洞(がま)」です。静かな洞窟内は拝所となっているほか、子授けの神として崇められている「ヒジル石」があり、子宝に恵まれない女性が持ち上げると願いが叶う、という言い伝えがあるそうです。
【14】普天満宮/沖縄本島中部
沖縄県中部最大の神社で、琉球王府から特別の扱いを受けた「琉球八社」のうちの一つにも数えられている、女神や仙人の伝説も残っている由緒ある神社です。
その伝説の舞台が、本殿の横にある鍾乳洞。全長約280メートルのうち、50メートルほどが一般公開されています。洞窟の中は御嶽としてお祈りをする霊場とされており、授与所で事前に受付し、巫女さん同伴のもと参拝することができます(鍾乳洞内は撮影禁止)。
【15】垣花樋川(かきのはなひーじゃー)/沖縄本島南部
沖縄県本島南部、南城市に位置する湧水地です。湧き出した水が川になっており、水浴び、洗濯、野菜洗い、水汲みなどの場として重宝されました。現在は、簡易水道として、地域の飲料水等の生活用水や農業用水として利用されています。
下流には広めの池があり、水が浅く溜まっています。中流には、小さめの水溜りがあります。上流へ行けば行くほど水の透明感が増してきます(湧き水地点は森の中にあるので、直接見ることは出来ません)。
川の近くにはベンチが設置されていてゆっくり過ごすこともでき、また遠くには、神の島と呼ばれる「久高島(くだかじま)」を望むこともできます。久高島は、海の彼方のニライカナイ(豊穣や生命の源及び神界)につながる聖地であるとされています。こうした理由により、久高島が見える垣花樋川もパワースポットとする説があるとのことです。
【16】残波岬(ざんぱみさき)/沖縄本島中部
沖縄本島最西端にある岬で、沖縄本島で一番最後に夕日が沈む場所。高さ30mもの断崖絶壁が約2kmに渡ってつづき、名前のとおり、波が激しく岩にぶつかり、白い飛沫がとぶ荒々しい光景を見ることができます。
先端には残波岬灯台がたち、展望スペースからの眺めも見事です。この灯台の近くには拝所もあり、地元の方たちにとっては信仰の場でもあります。
また残波岬の歩道の途中には、琉球王朝時代に清(中国)との貿易を切り開いた人物である泰期(たいき)の銅像もあり、現在は商売の神様としても慕われているそうです。
【17】喜如嘉の七滝(きじょかのななたき)/沖縄本島北部
国頭郡大宜味村にある森の中にある滝で、強力なパワースポットとして知られています。300年以上も前の歴史書『琉球国由来記』にも滝の存在についての記述があり、この集落では最も古く神聖な御嶽として、大事にされてきた場所です。入り口には鳥居が、鳥居をくぐってすぐのところには拝所が設けられています。
“七滝”という名前は、滝が流れ落ちるまでに、水の軌道が7回変わることから付けられたそう。亜熱帯の森の中にある神秘的なロケーションで、自然の音に耳をすませながら過ごすことができます。
【18】波上宮(なみのうえぐう)/沖縄本島南部
那覇の国際通りから徒歩20分ほど、海水浴場としても人気の「波の上ビーチ」にある神社です。「琉球八社」の中でも、最も格式が高いとされる「琉球国新一の宮」に認定されており、岩の上に鎮座するその様子はインスタ映えするパワースポットとしても人気です。
創始年は不詳ですが、元々は沖縄では古来より海神の国「ニライカナイ」の神々に、日々穏やかな天候と豊漁・豊穣に恵まれた生活になるよう祈る風習があり、その祈りの聖地の1つがこの崖だったと言われているそうです。海を望む絶景の中で参拝ができるほか、狛犬がシーサーになっているなど、沖縄の神社ならではの参拝体験ができます。
【19】ター滝/沖縄本島北部
沖縄本島北部、大宜味村にある滝です。手つかずの自然環境が残っており、訪れると不思議とパワーがもらえるということで、徐々に観光客にも人気のスポットとなってきました。
こちらの滝では、滝つぼで泳いだり遊んだりすることもできるため、レジャー目的やリバートレッキングなどで訪れる人も多いです。滝にたどり着くには、川の上流に向かって石の上や川の中など30分程度歩く必要があるので、滑りにくいマリンシューズなどで訪れるのがオススメです。
雨の際は急に水量が増え危険なため、無理には向かわないようにしましょう。また、冬は泳ぐには水温が低すぎるので、冬の遊泳は避けましょう。
【20】マリユドゥの滝/離島
マリユドゥの滝は、「東洋のガラパゴス」とも言われている西表島にあります。「日本の滝100選」にも選ばれており、豊富な水量の滝が2段に連なり丸い滝つぼに注いでいます。ちなみに「マリユドゥ」とは現地の言葉で「丸いよどみ」という意味だそう。
亜熱帯のジャングルの中を歩いて進んでいくという、とても神秘的な体験ができます。展望台から滝までは少し離れているのですが、滝が流れ落ちるゴーッという水音は十分に届きます。また、癒しや浄化の力があるなどと言われ、パワースポットとしても知られています。
レンタカーや島内タクシーなどを利用しても訪れることができますが、滝を巡るツアーなどもあるため、不安な方はツアー利用がオススメです。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選