良作は多かったものの、各局、内容も出演者も比較的小粒に感じた夏ドラマでしたが、10・11月から始まる秋ドラマはどれを見ても興味深いものばかりですよね。
特にキャストだけ聞いても期待が膨らむものが多く感じました。今回は、その中でも注目の4つを厳選して紹介します。
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『日本沈没―希望のひと―』
●小栗旬が11年ぶりに日曜劇場に主演
60年以上の長い歴史を持つTBSの看板ドラマ枠日曜劇場(TBS系、日曜夜9時~)。秋からこの枠では1973年に刊行された小松左京さんの名作小説『日本沈没』に大幅なアレンジを加えた『日本沈没―希望のひと―』が10月10日から放映されます。
2023年の東京を舞台にし、“日本沈没”という未曽有の危機に直面した者たちが織り成す人間ドラマの主役にはなんと2010年放送『獣医ドリトル』以来11年ぶりの日曜劇場主演という小栗旬さん。
脇を固めるのも、日曜劇場でおなじみの香川照之さんや、昨今は映画での活躍が著しい松山ケンイチさんという豪華メンバーです。
奇しくも新型コロナウイルスの蔓延という危機に直面している現代日本。2020年のドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)での台詞、「日本の社会は沈没です。日本沈没!」の元ネタとして話題となった『日本沈没』。原作は過去に何度も映像化された有名な小説ということもあり、間違いなく注目を集める作品になるでしょう。
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