米人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」のデレク役で知られる俳優パトリック・デンプシー(55)が、同作への出演中「撮影現場を恐怖に陥れていた」として非難されている。
【こちらの記事も読まれています】
パトリックは、2005年から放送が開始された「グレイズ・アナトミー」に脳神経外科医デレク・シェパード役で出演。その甘いマスクで多くの視聴者を魅了したが、その後シーズン11をもって降板。降板理由について当時、クリエイターのションダ・ライムズとの不和や、女性スタッフとの「不適切な関係」が原因ではないかなどと報じられた。
「グレイズ・アナトミー」ファンに衝撃を与えたパトリックの降板劇だが、舞台裏ではどのようなことが起きていたのだろうか。来週発売となる、記者リネット・ライス氏の著書「How to Save a Life: The Inside Story of Grey's Anatomy」では、当時のパトリックの撮影現場での様子や、降板劇について語られている。
ライス氏は、「How to Save a Life: The Inside Story of Grey's Anatomy」を執筆するにあたり、「グレイズ・アナトミー」のキャストやスタッフ、80人以上にインタビューを実施。番組初期にプロデュースを務めたジェームズ・D・パリオットによれば、パトリックは度々撮影現場でプロフェッショナルらしからぬ振るまいを見せていたという。
「彼は現場を恐怖に陥れていました。彼のせいでPTSDになったキャストも何人かいました」
「ステキな人」「愛想がよい」とも評されるパトリックだが、シーズン11を撮影していた頃、キャストやスタッフからの評判は芳しくなかったようだ。