京都の五条エリアにあるファストカジュアルのレバノン料理屋「汽[ki:]/き」を紹介します。フムス、ファラフェル、シャワルマなどに代表されるレバノンの料理についても簡単に解説しています。
汽[ki:]とは
「汽[ki:]」は、京都の五条エリアにあるレバノン料理のレストランです。2021年5月15日にオープンしました。開店当時の京都にはレバノン料理屋は存在しなかったので、京都で初めてのレバノン料理屋となります。
汽がある五条エリアは落ち着いた雰囲気があり、洗練された話題のお店が集結しているイメージがあります。京都最大の繁華街「四条河原町/しじょうかわらまち」から徒歩圏内です(650メートルほど)。最寄駅は京阪の清水五条で、四条河原町の「祇園四条」から1駅です。
レバノンについて
レバノンは中東にある地中海に面している国で、公用語はアラビア語。筆者が暮らしていたイスラエルの隣にありますが、互いに敵国です。首都はベイルートで、国民の5割はイスラム教徒、4割はキリスト教徒と言われています。
余談ですが、レバノンのベイルートは、映画『マトリックス』の主人公「ネオ」を演じるカナダ人俳優「キアヌ・リーブス」の出身地でもあります。
レバノン料理について
レバノンやイスラエルを含む地域は「レバント地域」とも呼ばれており、このエリア一体の料理は「レバント料理/Levantine Cuisine」と総称されます。いわゆる「中東料理」の多くがこれにあたり、ひよこ豆のコロッケ「フムス」や、ひよこ豆のディップ「ファラフェル」をソウルフードとする食文化です。
レバント料理は、中東料理でもあり地中海料理でもあり、イスラエル料理でもありレバノン料理でもあります。
レバント料理に関する記事はこちら(イスラエルの例):「イスラエル料理」の徹底解説と定番メニュー43品
汽の雰囲気
住宅街の中にあるので、外から見て目立った様子ではありません。とはいえ、モノトーンで洗練された小屋のような雰囲気があり、前を通れば気になってしまう佇まいではあります。店の周囲には、食べ物の調理される匂いが漂っています。
汽の料理
エントランス横のレジで注文・決済してから着席します。インスタグラムやホームページでメニューが確認できるので、事前にチェックするとよいかもしれません。「フムス」「シャワルマ」「ファラフェル」といったレバント料理の超定番が厳選されたラインナップです。
フムス
フムスはひよこ豆のディップです。レバノンは、隣国のイスラエルと「世界最大のフムス」という項目でギネス記録を更新しあったこともあるほど。汽のフムスはクリーミーです。パクチーが多めに含まれています。
- 400円