「トングと泡だて器とヘラとエッグセパレーターを業魔殿で悪魔合体してまいりました」
こんなツイートが、ファッション通販のニッセン公式アカウントから投稿され、1万5千いいね!がつくほどの話題になりました。
すわ何事かと思いましたが、添えられたリンク先に飛んでみると「ののじ パクハグパスタトング」というページに。「パスタ料理を科学した」というトングで、珍しい形状です。
しかも、揚げ物や炒め物、卵黄分けなどにも使えるらしい…! 何通りも使えるという便利そうなトング、早速試してみました。
4層ワイヤーが珍しいトング
ののじの、パクハグパスタトング(1,980円、税込)、その名の通り、パスタ用のトングですが、トングとしては形状が変わっていますよね。
4層のスプリングワイヤーになっていて、麺を包み込みます。ワイヤーの配置が平行だから、均等な力でつかむことができ、麺が滑り落ちたりちぎれたりしないとのこと。
茹でるのも炒めるのも盛り付けるのもこれ1本!というのが売りですが、もしパスタ専用だけだとちょっとお高めかも…という印象。
公式ページでは、揚げ物や野菜などの取り分け、卵黄分けや泡立て、炒め物等々…。何通りもの使い方ができると説明がありました。
本当に何通りにも使えるなら2,000円弱ってかなりお得かも!?と、早速お試ししてみました。
まずはパスタに挑戦!
パスタトングなので、まずは王道の使い方としてパスタを作ってみました。
しっかりつかめる特徴から、確かに茹でやすいです。
ざくっとつかみながら混ぜることができます。ほぐすのも時短に。
ただ、菜箸(さいばし)で混ぜるのに慣れていると、トングでなくても良いかなという印象も。この辺りの感覚は人によりそうです。
出来上がりの硬さを確認しようと1本つかむのは…難しいですね。
細かい作業にはあまり向いていないかも。
湯切りはとても便利でした! いっぺんにたくさんの量をつかんでも、落ちないのが素晴らしい。
そのまま簡単に湯切りできます。ざるを使わなくて良いので、これは嬉しい!
炒めるのも容易です。これも確かに炒めやすいのですが、菜箸でも良いかもと思ってしまいました。
その後の盛り付けもこのアイテムで可能。
ホールド力があるので、滑らずお皿に移せます。
菜箸でも良いかなと思う場面が多少あったものの、このトングひとつで料理が完成するのは便利だと思います。洗い物が減るのも利点。
グリップが握りやすく、軽い力でたくさんの量をつかめるので、一度に作る量が多いときにも重宝しそう。