考える力や表現力など、子供の知能的発達を助ける知育玩具。なかでもそのクオリティの高さで人気なのが、公文式でおなじみの「くもん」の知育玩具です。たくさんあるくもんの知育玩具の中から、子供の年齢やタイプに合わせた知育玩具をどうやって選べばいいのか、くもんの知育玩具はどこで買えるのかなど、実際に購入したママの声と合わせて紹介します!
知育とは?
知育とは「記憶力・判断力・思考力・創造力・推理力」などの「自分で考える力」を引き出し、子供の知能を高める教育の事です。イギリスの哲学者ハーバート・スペンサーは著書『教育論』で、「知育・徳育・体育」の3つの教育方法が子供の発育に重要であると説きました。日本では、明治時代に出版された福沢諭吉の「学問のすすめ」で、教育の基本は三育であると述べています。このため、明治維新以後の新政府が、先進国に追いつけるよう、優れた人材を育成する目的で「知育」を含む三育に注目するようになったと考えられています。
知育とは子供の知能を高めること
知能が高い子供は、「文字の読み書きができる、計算ができる」という能力に長けていると思われがちですが、実はそうではありません。判断力や発想力、思考力といった、「自分の脳で物事を考える力」を育む事が子供の知能を高める事になり、大人が知育をする上で最も重要な事になります。「子供が自分で考える力」を養えるように、知育玩具などを利用して、パパやママも一緒に楽しみながら、知育を行ってみてはいかがでしょうか。
知育と遊びはどこが違う?
「知育」と「遊び」は、一見似ているようですが違います。子供が興味を示したものに対して、パパやママが遊び方を教えてあげ、それを真似する事によって遊び方を覚えていくのが「遊び」です。遊ぶ事によって、視覚や聴覚、触覚などの五感を刺激し、脳の発達を促す事で思考力や発想力などを身に付け、「自分で考える力」を高めるのが「知育」です。
知育を始めるタイミング
ビジネス雑誌「プレジデント」のオンライン版である「PRESIDENT Online」で、脳科学者の茂木健一郎さんは、『子供の脳の発達は、0歳から3歳になるまでに80%完成する』と言っています。ですから、知育を始めるタイミングとしては、0歳から始めて問題はありません。でも、0歳の赤ちゃんと6歳の子供では、見えるものや、できる事などが違うので、子供の月齢に合った知育をしてあげてください。
知育玩具の選び方
知育玩具を選ぶ時に決め手となるのが、子供の年齢です。多くの知育玩具が、0歳から5歳以上を対象年齢としていますが、0歳と5歳では、玩具を扱う時の難易度や使用する際の安全性などが違ってきます。どの玩具がいいか迷った時はまず「年齢に合ったもの」を基準に選び、さらに子供が興味を示している知育玩具を選んであげると、すぐに飽きてしまわずに長く遊んでくれます。
0歳におすすめのくもんの知育玩具
赤ちゃんのころは、知育を意識するよりも赤ちゃんが夢中になるしくみのある知育玩具や、パパママと一緒に遊べるもの、想像力が広がるものを選ぶといいでしょう。つみきなど子供の想像力を刺激するおもちゃは、赤ちゃん時期が終わっても長く遊べます。
0歳におすすめのくもんのおもちゃ1:いっしょにあそぼう はじめてのつみき
対象年齢:6ヶ月~ つみきや木箱のカドを落としているので、0歳(6ヶ月)からでも安心して使えます。積み木を握ったり、積み上げたりしてバランス感覚などを養います。積み木に塗装をしていないので、万が一子供が舐めてしまっても安心です。
0歳におすすめのくもんのおもちゃ2:くもん くるくるチャイム
対象年齢:10ヶ月以上~ くもんの「くるくるチャイム」は、筒の上にある入り口から入れたボールが、中心の支柱に沿って、くるくると螺旋を描きながら出口に向かって転がり落ちてくる、という単純な遊びです。ボールの色は5 色あり、見ているだけでもカラフルで楽しい玩具です。集中力や目で追う力などを養うのに役立ちますよ。
1~2歳におすすめのくもんの知育玩具
1~2歳ごろは、少しずつ言葉の理解が進みパパママも知育を意識し始めるころでしょう。あまり背伸びをしすぎるのではなく、子供が少し工夫すれば「できた!」と思える自己肯定感を育てる程度のものを選びましょう。
1~2歳におすすめのくもんのおもちゃ1:くもんのジグソーパズル STEP0 はじめてのパズル はめ絵
対象年齢:1歳~ くもんの知育玩具の中でも人気のジグゾーパズルはステップ0~ステップ7まであり、これはステップ0のスタート版です。取っ手つきで、赤ちゃんがつかみやすい形状になっています。ステップ0はパズルというよりも「はめ絵」方式で、パズルのスタートにぴったりです。