整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|「ハグしてほしい」が言えると親子関係がうまくいく?

我が家では、娘が小学生になるくらいのタイミングで、

「アメリカのホームドラマみたいな親子になることをめざします!」

と、宣言しました。具体的に言うと、やたらとハグをします。

・朝起きたとき

・お互いが身支度をしている合間

・学校から帰ってきて勉強をしているとき

・寝る前

・その他いつでも(ハグをしてほしくなったら)

ちょうどそのころ、娘と一緒によくみていたのが、「フルハウス」などのアメリカのホームドラマ。これらに共通していることは、

・恋人同士はもちろん、友だち同士、兄弟、姉妹、親子、親(夫婦や友だち)同士…など、登場人物が何かとハグをする

・激しいケンカをするけど、お互い本音で言い合って、最後には理解しあってちゃんと仲直りをする(尾を引かない)

ということ。娘と二人暮らしをしていくにあたり、この2つを大事にしたい、こういう親子になりたい! と思ったのです。幼児のときは自然に、手をつないだり抱っこをしたりしますが、成長していくにつれてその機会は自然と減っていきます。でも、実は「抱っこするにはちょっと…」と思うくらい成長してからの方が、「ハグをしてもらう」ことは大事なのではないか…とずっと思っていました。