あなたの周りには、精神的に人を追い詰める人はいますか?当記事では、そんな精神的に人を追い詰める人の心理や性格について詳しくご紹介していきます。また、攻撃的な人に対処する具体的な方法についても学べますのでぜひ参考にしてみてください。
精神的に人を追い詰める人の心理5選!
心理①他人を苦しめるのが楽しい
人を追い詰める人には、「他人を苦しめるのが楽しい」という心理が働いています。普通の感覚の人からすると信じられないかもしれませんが、精神的に人を追い詰める人の中には相手を責めることが楽しい、と思っている人もいます。
本来、人間の脳というのは他人に親切にしたり、繋がりを感じることで幸せを感じられるようにできています。しかし、何らかのきっかけでその機能が低下し、本来なら楽しさとして認識できないはずのことをそう錯覚することがあります。この代表的なものが学校や職場などのいじめです。
いじめというのは集団での生活の中では避けられない現象です。その点から考えると、自分でも意識して「いじめられやすい人」にならないことが大切です。興味のある方は、こちらの内容もぜひチェックしてみてください。
心理②他人に自分の弱い姿を投影している
「他人に自分の弱い姿を投影している」というのも、人を追い詰める心理の一つです。この場合、他人を攻撃的に責める人は自分の中に「私は弱い」という自己イメージを持っています。そして、それを他人に投影して、イライラし、相手を追い詰めます。
この投影という仕組みは、心理学では有名なものですが、この仕組みを自分で理解している当事者というのはなかなかいません。「とにかく相手が悪い。」と思い込んでいることがほとんどです。
心理③ストレス発散
「ストレス発散」というのも、精神的に人を追い詰める人の心理です。例えば、職場や家庭のストレスを相手を追い詰めることによって発散しようとする人もいます。これは、本人が無自覚の場合も多く、厄介です。
どう考えても理不尽な理由で相手を責める、なじるなどの行為で他人を困惑させます。このような人に対しては慎重に対処するよう心掛けましょう。
心理④相手にとって必要だと思っている
人を追い詰める心理には、「相手にとって必要だと思っている」というものもあります。驚く方も多いと思いますが、精神的に人を追い詰める人の中には「相手を自分が責めることが相手には必要なんだ」とそれを正当化していることもあります。
例えば、職場で自分が上司だという立場を利用して、「これはあなたに必要だから。」という理由で相手に攻撃的な態度を取る人がいます。どんな理由であれ、相手を故意に傷つける言動は、大人としても慎むべきものです。
心理⑤自分の言動がいつも認められるべきと思っている
「自分の言動がいつも認められるべきと思っている」のも、人を追い詰める心理です。精神的に人を追い詰める人の中には、「常に自分は正しく、自分の言動は認められるべき」と思っている人もいます。
この考え方からすると、自分のことを理解できない、または疑問に思う相手は「間違った相手」に映ります。本人としては、「なぜ分からないんだ?」という気持ちで相手を責めるという行為を繰り返します。
精神的に人を追い詰める人の性格6選!
①負けず嫌い
人を追い詰める人の性格には、「負けず嫌い」が挙げられます。精神的に人を追い詰める人の中には、「他人には負けたくない」との想いから、過度に攻撃的になり、相手を責めるという人が多いです。
自分のスキルや人間性を高める目的で、ある程度周囲と自分を比較するというのは大切でしょう。しかし、これも行き過ぎると相手にとってただの攻撃的な行為なだけですので、注意しましょう。
②人との上手な関わり方が分からない
「人との上手な関わり方が分からない」というのも、人を追い詰める人の性格です。人生のどこかのタイミングで人間関係構築につまずき、人との上手い関わり方が分からない人も多いでしょう。
それでも、人と繋がりたいという本能はありますので、分からないなりにも相手を責める、攻撃的になるということを通してどうにか目の前の相手と繋がろうとします。
③すぐに怒ってしまう
「すぐに怒ってしまう」というのは、精神的に人を追い詰める人によく見る性格です。これは、何らかが原因で、とにかくすぐにカッとなって怒ってしまう、という性格です。男性にも女性にも多いものかもしれません。
相手が何をしようと、何を言おうと、とにかくすぐに怒ってしまう、ある意味癖がついてしまった状態がこの性格です。慎重に対処していく必要があります。
すぐに怒るのは彼女の性格に問題があるからなのでしょうか?職場でも恋愛でも生かせる情報が詰まっています。興味のある方はこちらの内容もぜひチェックしてみてください。
④自分や相手のことを信頼できない
「自分や相手のことを信頼できない」ような性格の人は、人を追い詰めがちです。自分のことを上手く信頼できないので、同様にして相手のことも信頼できません。このことが相手に攻撃的になったり、相手を追い詰めてしまう原因となります。
この場合、自分の自信や、自分自身の人生に対する信頼感や安心感を育てていくことが大切です。これができるようになれば、穏やかな性格に変化することも期待できます。
⑤心配性・不安症
「心配性・不安症」という性格も、人を追い詰める人の性格です。とにかく何でも心配になり、すぐに不安になるという性格の人が多いです。これを相手にも投影し、相手を攻撃的に責めることをしてしまいます。
この性格を変えていくのにも、少しずつ自分の中に安心感や信頼感を構築していくという方法が効果的です。まずは自分の中で穏やかさを感じられるように努力していくことが先決です。
⑥自分に自信がない
「自分に自信がない」というのも共通点のうちの一つです。この自信のなさから相手を攻撃することで自分を守ろうとする人も多いです。人生の節目節目で、親や先生などに健全な自信を育ててもらうことが重要です。
精神的に人を追い詰める人の特徴とは?
①自分の中に恐れがある
まず挙げられる共通点として、「自分の中に恐れがある」が挙げられます。本人は自覚がないかもしれませんが、自分の中に何らかの恐れがあるとそれが相手に攻撃的になったり、相手を精神的に追い詰めたりなどの行動に繋がることがあります。
②コミュニケーション能力が低い
「コミュニケーション能力が低い」という共通点も挙げられます。単に、相手と健全なコミュニケーションを取るというスキルを家庭や学校で上手く習得することができず、それが相手を精神的に追い詰めるような発言をする原因になる人も多いです。