思い起こせば、10代・20代は何も考えずに友達との一時を楽しんでいたような……。大人になると、それぞれが選ぶステージが異なり、今までのように見境もなく仲良しこよしができなくなってくる。30代からの女友達との友情の育み方についてご紹介します。

仕事・結婚・出産の選択肢が迫られる30代

思い起こせば、10代・20代は何も考えずに友達との一時を楽しんでいたような……。 大人になると、それぞれが選ぶステージが異なり、今までのように見境もなく仲良しこよしができなくなってきます。

お互いに仲良くしたいという意思はあっても、実際に会って話すと、なにを話せばいいのか分からなくなってしまったり。 それぞれにとってベストな距離感をみつけられたら、いいですね。

独身女子と既婚女子は「会う頻度・連絡頻度に気をつけながらベストな距離感をつくっていく」

独身女子と既婚女子は、どうしても対立構造のように考えられがちですが、実際に周りをみているとボーダーラインを越えて、適度な距離感で友情を育んでいる人たちが多い印象を受けます。結婚をしている・していないだけでは、それほど関係性は変わらないのかもしれません。

ただ世の中には結婚しているだけで独身女子に対し「あなたは負け組」と表現する人がいるのも事実です。独身女子と既婚女子が仲良くしていくためには、今までのようにべったりな関係ではなく、会う頻度・連絡する頻度も少しおさえながら、今の二人にとってベストな距離感をつくりだしていくのが一番です。

独身女子とママ女子は「お互いの価値観を押し付け合わない」

一番難しいのは独身女子とママになった女子たちが理解し合うということです。 独身女子からしてみるとママ女子から「なぜ結婚しないの?」「子どもは早く産んだ方がいいよ!」というのは余計なお世話。

そしてママさんたちからすると、今日の今日で「空いている~?」と声をかけられるほど、ストレスなことはありません。

独身女子はバリバリ働き、確実にキャリアを築いています。一方、ママさんたちも寝る時間を削りながら子どもと向き合っています。どちらかが上、どちらかが下ではなく、どちらも一つの人生で、どちらとも正解なのです。つまり、両者が友情を育むためには、お互いの価値観を押し付け合わないことが、なによりも大切なんです。