裕福だから専業主婦になるわけではない

よくある勘違いの一つで「専業主婦=お金持ち」という方程式があります。しかしこれも、家庭によってさまざま。年収が1,000万以上の方でも専業主婦ではやっていけないという人もいれば、年収400万でも専業主婦で子どもを育てている環境の人もいます。

「裕福」には個人差があり、どの生活レベルを選ぶかも自由。入ってくるお金をどうやり繰りをして生活するかが違っているのです。「専業主婦は裕福だから」というわけではなく、あくまで家庭それぞれ。

共働きでも専業主婦でも、どちらの選択でも「善」である

専業主婦が多かった時代は、共働きが珍しい生き方であるかのように扱われてきました。そして、今は女性が働くことが当たり前になる時代だからこそ、非難されることもあるのです。働く女性の人口が増えることに対して、専業主婦でいることに後ろめたさを感じる必要は、全くないはず。

まだ少ないですが、男性が家事をする「専業主夫」という役割も生まれました。もしかしたら専業主夫が当たり前という時代もいつかはやってくるかもしれません。しかし、どんな時代で、どんなに良い選択をしても悩むことは多々あります。

ずっと独身でいると「結婚しないの?」と言われ、専業主婦だと「働かないの?」と言われ、結婚しても子どもがいないと「子どもは作らないの?」と言われる。出産後に時短勤務では、職場内で冷ややかな目線を浴びることもあります。こう考えると、正解は何なのか? よくわかりませんよね。

しかしパートナーと相談をして決めたのなら、どれを選んでも正解。言いたいだけの人には勝手に言わせておいて、自信を持って前に進んで欲しいものです。どんな生き方を選んでも、人に否定をされるいわれはないのですから。

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