はじめまして。女子SPA!で記事やイラストを書いたり、漫画も描いている鈴木詩子(40代)といいます。
そんな私が…この度、子宮筋腫と卵巣膿腫になってしまい、あわてふためく様子を書きました。病気をした時の参考にはあまりならないかもしれませんが、是非、反面教師として役立ててもらえたらなと思います。
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ワキ腹が硬いのに気づく
事の始まりは今年の1月中旬でした。テレビを見ながらなんとなく自分のお腹を触ってみたら、右脇腹がなんか硬いような気がして。
「前に触った時は柔らかかったのに。ま、ただの便秘かな」と思いつつ、何だか胸騒ぎがして。でも、コロナ禍で医療従事者の皆さんが大変な思いをしている中、はたして“お腹が硬い”ぐらいの事で病院に行っていいものか…。
迷いましたが、悩んでいてもらちがあかないので、近所では比較的大きめな病院に電話をし「右脇腹がなんか硬いのですが」とマヌケな感じの症状を説明すると「では、形成外科ですね」と受付の人に言われたんです。ん、内科じゃないの?と一瞬思いましたが「まぁ、とりあえず診てもらえればいいや。素人考えで決めるのはやめよう」と予約を入れたんです。
子宮筋腫&卵巣嚢腫と言われて驚いた
そして、病院で先生に右脇腹を触診してもらい、即CT検査をしてみたら、なんと子宮筋腫&卵巣嚢腫でビックリ!しかも子宮に筋腫が何個もできていて、巨大にふくれあがりお腹の中ではち切れんばかりにパンパン状態。
だからお腹が硬かったのかと妙に納得しつつ、自分の体内で知らぬ間にこんな事が起きていたなんて!おいおい、マジかよという感じで。先生も「さすがにこれだけ大きくなっていたら形成外科の僕にも分かるよ」と驚いている様子でした。
結局その病院には婦人科がなかったので、紹介状を書いてもらい、他の病院へ行く事になった私は、その新たな病院の広大さにビクつきながら不安な気持ちでいっぱいのまま診察室へ足を踏み入れたんですよ。
中に入るとハッとするような美人の女医さんが、テキパキと前の病院で撮ったCTの結果をチェックして、すぐに子宮体ガン、子宮頸ガン、腫瘍マーカー、MRI検査をする事に。