無表情でもインパクト絶大だった『時効警察』のサネイネ
シュールさがウリだった深夜ドラマ『時効警察』シリーズ(テレビ朝日系、2006年ほか)でも、その薄い顔と妙な雰囲気を存分に生かして江口節を発揮していました。
彼女が演じていたのは、時効管理課に所属する女性警察官・サネイエ。常に無表情で飄々としており、何を考えているのかサッパリ分からないものの、ごくまれに熱い一面を覗かせるミステリアスな役どころは、ドラマのシュールな世界観をより引き立てていました。
主演を務めた映画『月とチェリー』ではベッドシーンも
2001年に初めてテレビドラマに出演して以降、基本的には脇役ばかりを演じてきた江口のりこですが、『月とチェリー』(2004年公開)という映画では主演に抜擢されています。
同作では官能小説サークルに所属する唯一の女性部員・真山葉月を好演。優柔不断な童貞の新入生を弄ぶ不思議な魅力を放つ女性を演じていました。
なんとベッドシーンではヌードも披露。彼女のそこはかとない艶っぽさを堪能できる貴重な一作です。