古坂大魔王 ピコ太郎のプロデューサー設定

世界的シンガーソングライター「ピコ太郎」のプロデューサーという設定の、タレント・古坂大魔王。古坂はプロデューサーの立場から『ピコ太郎のつくりかた』という著書を出すなど、あくまで古坂とピコ太郎は別人だと、貫き通しています。

 しかし2020年3月に古坂が『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した際、設定を揺らがすような発言をしSNSを騒がせました。

 番組では、ピコ太郎による楽曲『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)の動画再生回数が累計5億回を超えたことが取り上げられ、古坂は芸人生活約25年目にPPAPをプロデュースしたところ、その収入が「25年稼いだ分を超えちゃいました」と告白。そこで松本人志が「もういいんですか?」と“設定”について突っ込むと「もう逆に俺です!」とポロリ。

 SNSでは「え、別人じゃなかったの?」「認めちゃったw」などと大騒ぎになりました。それを受けて古坂は自身のTwitterで「言ったじゃん!逆にってさ!だから、ピコと俺はガチガチの別人ってことさ!読解力たのむぜえ!」と投稿。あくまで古坂大魔王とピコ太郎は別人格だと釈明しました。

友近 水谷千重子設定で徹子おかんむり!?

芸人の友近がプロデュースする、演歌歌手・水谷千重子も別人格キャラクターの1人。「バカ言ってる」が口癖で、最初は架空の演歌歌手というネタで演じていたものの、やがて人気は独り歩き。水谷千重子としてバラエティ番組や音楽番組に出演し、CDデビューも果たしました。

 しかし、今でこそ水谷千重子というキャラクターは芸能界で不動の地位を確立していますが、2016年1月に友近が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際、スタジオが凍りつくような1幕も…。

 番組の後半、友近が衣装をチェンジして水谷千重子として登場し、そのまま水谷としてトークを展開したところ、黒柳は「ん?」「もういいです」などと相手にせず、あげくの果てには「面白くないものをお目にかけて皆さまに申し訳ない」と視聴者に謝罪したのです。

 水谷を相手にしない黒柳の態度と、スタジオのピリついた空気に視聴者からは「怖い」「見ているだけで背筋が寒くなった」「2人は今後共演NGに?」などと大きな反響が寄せられましたが、友近は後日『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演し、「徹子さんは収録後『無礼なことを言って、ごめんなさいね』と言ってくださって」と、黒柳との関係性について、悪化したわけではないことを明かしています。

 その後も水谷千重子は友近とは別に1人活躍の場を広げ、今年の6月4日からは明治座で“2度目”の「水谷千重子50周年記念公演」を開催します。

「親友」「プロデューサー」など様々な肩書で「別人格」設定を貫いているタレントたち。うまくいけば、体1つにして、タレント2人分(以上!?)のヒットを飛ばせるという、“別人格”ドリームを掴める夢の設定です。しかし、そもそも別人格キャラクターは「本体」の知名度ありきのもので、実力や才能などスキルがあるからこそできるスゴ技。今後芸能界にどんな“別人格”が登場するのか、楽しみです!

<文/満知缶子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 満知缶子 ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。

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